日本バレーボール協会は5日、都内で会見を行い、女子日本代表の古賀紗理那(27、NECレッドロケッツ)ら選手22人が出席した。
【写真を見る】バレー女子日本代表“和気あいあい”会見 「次はおおしま選手です」「小島だよ!」パリ五輪にチーム一丸【全選手コメント】
会見では選手が背番号順に意気込みを話し、背番号7の渡邊彩(32)が次の小島満菜美(29)を「次は“おおしま”選手です」と紹介、小島はすかさず、「小島だよ!」と突っ込み、会場の笑いを誘った。会見は和気あいあいとした雰囲気となった。
またパリ五輪の出場権をまだ獲得していない女子は5月16日(日本初戦)に開幕するネーションズリーグでの結果が重要になってくる。パリ五輪出場が決定しているのは開催国のフランスのほか、ドミニカ共和国、セルビア、トルコ、ブラジル、アメリカ、ポーランド。
残りの5枠に関してはネーションズリーグ女子予選ラウンド終了時の世界ランキングによって出場チームが決定する。6月12日からの予選ラウンド最終週は福岡・北九州での開催となる。
以下、全選手コメント
■3.古賀紗理那(27・NECレッドロケッツ)
今年の最大の目標であるパリオリンピックに出場するために、まずはパリオリンピックの切符をつかむために個々の力を結集させてチームとして戦っていきたいと思います。
ネーションズリーグの福岡大会はぜひたくさんの方に会場で私たちの背中を押していただきたいと思います。たくさんのご声援よろしくお願いします。
■1.岩崎こよみ(34・埼玉上尾メディックス)
合宿が始まってから眞鍋監督やチームメートからたくさんのことを学び、とても充実した刺激的な毎日を過ごしています。私には3歳になる息子がいます。息子と離れている時はとても寂しいですし、息子にも寂しい思いをさせてしまっているんですが、メディアに私の姿が映ると息子がとても喜ぶので是非、日本代表女子バレーボールをたくさん取り上げてください。よろしくお願いします。
■2.林琴奈(24・JTマーヴェラス)
今はしっかり自分のコンディションを整えて、いいパフォーマンスが出せる準備をしています。自分は強みにしている粘り強いディフェンスでチームの勝ちに貢献できるように頑張っていきます。
■4.石川真佑(23・イルビゾンテ イタリア)
まだ合流したばかりですが、しっかり心と体の準備をして、いいパフォーマンスができるようにやっていきたいと思います。またVNLの初戦からいいスタートダッシュができるよう、チーム全員で私個人としても準備していきたいと思います。
■5.山岸あかね(33・埼玉上尾メディックス)
オリンピック出場権獲得のために、私の持ち味である広い守備範囲でオフェンスの精度が上がるよう高い意識を持ってやっていくことと、今までバレーボールをしてきて、いろんな経験だったり思いがあるのでそれを全てぶつけられるよう頑張っていきます。
■6.関菜々巳(24・日本バレーボール協会)
合宿が始まり、オリンピックへの切符をつかむという強い気持ちを持って、日々の練習に取り組んでいます。真ん中の攻撃を軸としたトスワークを強みとしているので、そこをしっかり出していけるように頑張っていきます。
■7.渡邊彩(32・日立Astemoリヴァーレ)
去年の悔しさを忘れず、日々過ごしてきました。まずはパリオリンピックの出場権を獲得するために自分のプレーやプレー以外の部分でも全力でチームに貢献していきたいと思います。次は“おおしま”選手です。
■8.小島満菜美(29・NECレッドロケッツ)
小島だよ!(会場の笑いを誘う)大変失礼しました。背番号8番の小島満菜美です。チームが勝つために何が必要かということを常に考えながら練習に取り組んでいます。自分の持ち味である声とプレーでチームを鼓舞して、勝利に貢献できるように頑張ります。
■9.田中瑞稀(28・JTマーヴェラス)
まずここにいられることに感謝しています。そして自分の強みでもあるサーブレシーブやディグのディフェンスのところでチームに貢献し、どんな役割、どんな立場であっても常に自分のベストパフォーマンスを出せるように頑張っていきたいと思います。
■10.井上愛里沙(28・ヴィクトリーナ姫路)
今シーズンは結果を求められるからこそ、それまでの過程というのをより一層大事にし、つながりのあるチームを作っていきたいと思います。個人的には苦しい時にチームの頼りになる選手になれるよう頑張っていきます。
■11.山田二千華(24・NECレッドロケッツ)
今年はオリンピックイヤーということで、緊張感をもって練習に取り組んでいます。勝負所でのブロックポイントで、チームに貢献できるよう頑張ります。
■12.福留慧美(26・デンソーエアリービーズ)
コミュニケーションを密にとって練習に励んでいます。自分の武器はディグとつなぎだと思っているので、そのよさを忘れずに自信をもって臨みたいと思います。
■13.松井珠己(26・ユニライフ マリンガ ブラジル)
去年の悔しさを忘れず、緊張感を持って練習に励んでいきたいと思います。また今シーズンは高いブロックに対しての組み立てを勉強してきたので、自信を持ってトスを上げていきたいと思います。
■14.オクム大庭冬美ハウイ(25・日立Astemoリヴァーレ)
オリンピックを目指せる今の環境に感謝しつつ、日々過ごしています。オフェンスの部分でチームに貢献し、挑戦する気持ちを忘れずに頑張りたいと思います。よろしくお願いします。
■15.宮部藍梨(25・ヴィクトリーナ姫路)
去年の経験を忘れずに、日々の練習を一生懸命、前向きに頑張っていきたいと思っています。高さがあるプレーが私の強みだと思っているので、そこを出せるように頑張っていきたいと思います。
■16.黒後愛(25・埼玉上尾メディックス)
この場所に呼んでいただけたことに感謝して、日々を過ごしています。私の持ち味は力強いアタックと経験だと思うので、オリンピックの切符獲得ができるよう精一杯頑張っていきたいと思います。
■17.西村弥菜美(24・久光スプリングス)
今はたくさんの人と会話をして、コミュニケーションを取ることを意識して取り組んでいます。私はサーブレシーブが武器なので、特にセット 終盤で質の良いパスをセッターに返してチームの勝利に貢献できるよう頑張ります。
■18.中川つかさ(23・NECレッドロケッツ)
今回のポイントであるディグを意識しながら練習に取り組み、眞鍋監督から、よく根性が悪いと言われるので、そこを武器に粘りのバレーでチームに貢献していきます。
■19.平山詩嫣(23・久光スプリングス)
この合宿に参加し、このメンバーの中でプレーすることは本当に刺激的で、日々、成長を感じています。オリンピック出場権獲得に向けて自分の持ち味であるサーブとトータルディフェンスでチームに貢献したいと思います。
■20.荒木彩花(22・久光スプリングス)
変化を恐れずに毎日挑戦することを恐れず、練習に取り組んでいます。オリンピック出場権獲得に向け、ブロックのしつこさを武器に得点にならないところでもチームに貢献できるように頑張っていきます。
■21.和田由紀子(22・JTマーヴェラス)
勝負所で決めきれるよういろんなことにチャレンジしながら練習することを意識しています。思い切ったサーブでチームに流れを持ってこられるように頑張りたいと思います。
■25.山中宏予(24・埼玉上尾メディックス)
1年空いて、また招集していただけて緊張もありますが、自分自身がチームに貢献できるよう準備しています。粘り強いブロックでチームに貢献できるよう頑張ります。
◇ネーションズリーグ
【女子予選ラウンド日程】※日程は日本時間
第1週 トルコ・アンタルヤ
■5月16日(木)2時00分
日本×トルコ
■5月16日(木)23時00分
日本×ブルガリア
■5月17日(金)20時00分
日本×ドイツ
■5月19日(日)23時00分
日本×ポーランド
第2週 マカオ
■5月28日(火)20時30分
日本×ブラジル
■5月30日(木)17時00分
日本×フランス
■5月31日(金)20時30分
日本×中国
■6月1日(土)17時00分
日本×ドミニカ共和国
第3週 西日本総合展示場(福岡・北九州市)
■6月12日(水)19時20分
日本×韓国
■6月13日(木)19時20分
日本×カナダ
■6月15日(土)19時20分
日本×セルビア
■6月16日(日)18時45分
日本×アメリカ