相次ぐ型式指定の不正で国交省で再発防止など話し合う検討会立ち上げ この夏にも取りまとめ

TBS NEWS DIG Powered by JNN
2024-04-09 16:07
相次ぐ型式指定の不正で国交省で再発防止など話し合う検討会立ち上げ この夏にも取りまとめ

ダイハツ工業とトヨタ自動織機で量産に必要な「型式指定」の不正が相次いだことを受け、国土交通省は再発防止などを目的とした有識者らによる検討会の初会合を行いました。

「型式指定」を巡っては、ダイハツ工業と豊田自動織機で不正が続き、国土交通省が一部の車種やエンジンの型式指定を取り消しました。

国土交通省 鶴田浩久 物流・自動車局長
「未然防止と早期発見、これに向けてどういったことができるのか、不正行為の根本を防止するためにどういったことができるのか検討していきたい」

これを受け、国土交通省は国の審査・監査体制の強化や不正の防止策を話し合う検討会を立ち上げました。

きょうの初会合では、有識者から「不正防止には上層部が意識を持って取り組むこと、トップの姿勢が重要」などの意見が出たということです。

検討会では今後、不正が起きていない会社にもヒアリングを行うなどして、この夏にも取りまとめを行う予定です。

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