大相撲で史上初めて外国出身横綱となった曙太郎さんが、心不全で亡くなったことが分かりました。54歳でした。
日本相撲協会などによりますと、元横綱の曙太郎さんは7年前から闘病生活を続けていましたが、都内の病院で今月上旬に心不全で亡くなったということです。
曙さんはアメリカのハワイ出身。身長2メートル3センチ、体重233キロの恵まれた体を生かし、1993年に第64代横綱に昇進し、大相撲では史上初めてとなる外国出身の横綱となりました。
2001年に引退しましたが、その後は格闘技イベント「K-1」に出場したほか、プロレスなどでも活躍しました。
葬儀は近親者で執り行うということです。