SAS Viyaの拡張により、生成AIを利用した生産性向上が加速

2024-04-18 03:25

SASのデータおよびAIのプラットフォームが既存プロセスを強化する大規模言語モデル(LLM)の

説明と統合を支援、SAS Data Makerによって機密データを損なうことなく重要課題に対処

ラスベガス, 2024年4月18日 /PRNewswire/ -- SAS Innovate --アナリティクスとAIのグローバルリーダーである米国SAS Institute Inc.(以下SAS)は、2024年に独自の合成データジェネレーター「SAS Data Maker」を展開して信頼性の高い生成AIの採用を拡大していくとともに、業界別の生成AIアシスタントを提供し、年間を通じて継続的にイノベーションを実現することを発表しました。


生成AIとは何でしょうか? SASのマリネラ・プロフィが生成AIについてわかりやすく解説します。

昨年、時流に乗った多くの組織が生成AIの利用を開始しましたが、現時点で成果が上がっているといえるでしょうか? SAS® Viya®のデータ/AIプラットフォームを使用している組織なら、答えは間違いなく「イエス」でしょう。大規模言語モデル(LLM)を組み込んだSAS Viyaはすでに、さまざまな顧客の効率性や生産性の向上を実現しています。

LLMオーケストレーションを始め、SAS Viyaに搭載される生成AI機能の概要については、以下をご覧ください。
Accelerate productivity with generative AI and SAS Viya(生成AIによる生産性向上とSAS Viya)

IDCのシニア市場リサーチアナリストであるWiktor Markiewicz氏、は次のように述べています。「SASはデータやアナリティクスのライフサイクルのあらゆるフェーズで、誰でもデータの照会や複雑な分析作業が行えるようにすることを基本理念としており、生成AIはこうした民主化の実現のために非常に重要です。しかしほとんどのリーダーはAI技術を理解しておらず、どうすれば有意義に応用できるか理解していません。すでに信頼されているデータ/AIプラットフォームが利用できることで、推測を排して一気に生成AIの活用を進めることができます」

Georgia-PacificやwienerbergerがSAS ViyaのAIや生成AI機能を活用

製造業のGeorgia-PacificはSASの顧客であり、SAS Viyaを活用しています。Georgia-Pacificのコラボレーション&サポートセンター担当バイスプレジデントであるRoshan Shah氏は、次のように述べています。「製造設備あるいは製造工程に問題が生じた場合、当社ではセンサーデータやビジネスルール、レコメンダーシステム、生成AI等を活用して適切な次善策を提案し、問題解決を図ります。SAS Viyaのストリーミング・アナリティクスやインテリジェントな意思決定管理サポートによってイベント発生時に適切な判断を下すことができ、即座に対応できるようになります」

SASのエグゼクティブバイスプレジデント兼最高技術責任者(CTO)であるブライアン・ハリス(Bryan Harris)は、Georgia-Pacificの状況について次のように述べています。「業界に関する深い知識を有していることがSASの中核を成す強みの1つだと言えます。私たちは製造業のことも、Georgia-Pacific特有の課題のことも理解しています。私たちはLLMオーケストレーションを適切に拡張し、製造業に特化した生成AIアシスタント戦略が取れるようにすることで、Georgia-Pacificの従業員が最先端のアプリケーションを利用してリアルタイムでオペレーション上の問題を解決できるよう支援します」

グローバルレンガメーカーのwienerbergerも、AIサポートにSASを採用しています。同社はエネルギー消費量や温室効果ガス排出量の削減、さらに製品の品質向上にSAS on Microsoft Azurを利用しています。Wienerberger AGのデータサイエンス・チーム・リーダーであるFlorian Zittmayr氏は、次のように述べています。「当社ではSASのAIやIoTアナリティクスを使用してすべてのデータ・ストリームを連携し、生産プロセス全体を分析しています。SASのアナリティクスは、キルン(窯)の運用にインテリジェンスをもたらしました。当社のエンジニアと現場作業員は、各工程について貴重な情報を得られるようになり、レンガの乾燥と焼成をより経済的に行うための具体的な数値目標の特定が可能になりました」

また、グローバル消費財メーカーはSAS Viyaとその生成AI機能を使用して、倉庫スペースの最適化やインバウンド出荷の割り当て、さらに製品需要に基づくwhat-ifシナリオの比較を行っています。SASはSAS Visual AnalyticsのダッシュボードをダイナミックにアップデートしてLLMベースのデジタルアシスタントの開発を支援し、サプライチェーン担当部署の時間短縮や、綿密な分析により倉庫スペースの利用状況を改善しました。この会話型アシスタントによって、技術系とビジネス系のいずれのユーザーもSASの信頼性の高い説明可能なアナリティクスを使って素早く的確な結果を生成し、意思決定できるようになります。

組織は意欲的に生成AIを導入して展開したいと考えている中、事前準備と活用との間にギャップがあるというケースも多くみられます。詳細については、米国における最新調査のエグゼクティブサマリー、Generative AI Challenges and Potential Unveiled:How to Achieve a Competitive Advantage(生成AIの課題と今後の可能性:競争で優位に立つための方法)を参照ください。

数ある生成AIの中で実用的な業界別アプリケーションが際立つSAS Viya

組織が生成AIの導入を検討する中、SASは業界別で倫理的なユースケースの特定に優先的に取り組んでいます。SASは多様な業界の規制状況において安全な導入を実現し、生産性の向上を加速すると同時に、信頼できる成果創出を促進します。SASの生成AI機能は、SAS ViyaやSAS Customer Intelligence 360を始めとするSASの主要製品に搭載されています。

  • 生成AIのオーケストレーション:SAS Viyaは外部の生成AIモデルを既存のビジネスプロセスやシステムに統合し、エンドツーエンドのエンタープライズのユースケース向けにLLMを組み込みます。この機能は現在、SAS Viyaに搭載されています。
  • SAS Viya Copilot:分析やビジネスタスク、業界タスクを加速するパーソナルアシスタントで、開発者、データサイエンティスト、ビジネスユーザーの生産性を向上します。SAS Viya Copilotはコード生成、データクリーニング、データ探索、マーケティングプランニング、ジャーニーデザイン、ナレッジギャップ分析など、さまざまなタスク向けに多様なツールを提供します。SAS Viya Copilotの初回版は、招待制のプライベートプレビューを通じて提供します。
  • SAS Data Maker:機密情報を損なうことなく高品質の合成データを表形式で生成して、データプライバシーや希少性の問題に対処し、組織としてデータプライバシーに対応できるようにします。SAS Data Makerは現在、プライベートプレビューで提供中です。
  • 顧客エンゲージメント:SASはマーケティング担当者がカスタマー・エクスペリエンス(顧客経験)を向上していけるよう、主力の マーテックソリューションであるSAS Customer Intelligence 360への生成AI機能の搭載を進めています。SAS Customer Intelligence 360はすでに、ストリーミング・マーケティング・プランニングやジャーニーデザイン、コンテンツおよびクリエイティブ開発について、生成AIアシスタントを提供しています。SASは今回、マーケティング担当者のために、SAS Customer Intelligence 360に生成AIを利用した自然言語プロンプトに基づく推奨カスタマーの構築、カスタマーデータを解釈するチャット体験、電子メールの件名を生成AIで提案するサービス、という3つの新機能を追加しました。

SAS Viyaの生成AI機能によって、顧客企業はあらゆる面での差別化が可能です。

  • イノベーションの加速:SAS Intelligent Decisioningのような意思決定フローツールを利用することで、生成AIモデルをシームレスに意思決定ワークフローやAI/MLアプリケーション、既存のビジネスプロセスに統合できます。
  • データ保護:合成データの生成や、データの最小化、匿名化、暗号化など、堅牢なデータ品質対策を講じてユーザーのプライバシーやセキュリティをサポートするため、機密情報の安全が維持されます。
  • 信頼に値する説明可能な結果を生成:データ担当者は、自然言語処理技術を応用してデータを事前処理し、生成されたアウトプットの説明をすることで、ハルシネーションやトークンのコストを最小限に抑えることができます。
  • ガバナンス強化:内蔵ツールを利用して、モデルリスク管理をはじめ、LLMのライフサイクルを検証するワークフローを作成します。
  • より的確な意思決定:SAS Viyaプラットフォームには生成AIの推論を成功させるために不可欠となる定量的な意思決定能力が組み込まれています。

今回の発表は、ビジネスリーダー、技術者、SASパートナー向けのデータおよびAIの年次イベントであるSAS Innovateにおいて行われました。SASからの最新ニュースを継続的に受け取るには、X/Twitterで@SASsoftwareNewsをフォローしてください。

*本原稿はSAS本社プレスリリースの原稿を抄訳したものです。本記事の正式言語は英語であり、その内容および解釈については英語を優先します。

SASについて
SASは、アナリティクスのリーディング・カンパニーです。SASは、革新的なソフトウェアとサービスを通じて、世界中の顧客に対し、データをインテリジェンスに変換するためのパワーとインスピレーションを届けています。SASは「The Power to Know®(知る力)」をお届けします。

*SASとその他の製品は米国とその他の国における米国SAS Institute Inc.の商標または登録商標です。その他の会社名ならびに製品名は、各社の商標または登録商標です。

Media Contact:
本件に関するお問い合わせ先
SAS Institute Japan株式会社
広報担当:jpnpress@sas.com
SAS PR事務局(PRAP Japan)
sas_pr@prap.co.jp

ビデオ - https://www.youtube.com/watch?v=D4rs5WqXySQ
ロゴ - https://mma.prnewswire.com/media/1250367/4652558/SAS_v1_Logo.jpg

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