ご紹介するのは、豚肉のありかを勘違いしてしまった柴犬さんの様子です。飼い主さんとの、成立していないようで成立している絶妙な会話にほっこり!
柴犬さんと飼い主さんとの不毛すぎる攻防戦がInstagramアカウント「shibainuton」に投稿されました。動画は記事執筆時点で131万4000再生を突破、喋っているようにしか見えない柴犬さんの姿が「ホントに会話しているみたい」「おしゃべり上手ですね」「表情が可愛いくって何度も見てしまう」と人気を集めています。
「ある」と言い張る柴犬のとんくん
柴犬の『とん』くんは2歳の男の子。この日飼い主さんは、お留守番のご褒美として豚肉をあげたといいます。しかし食いしん坊なとんくんは、さらなるご褒美を求めてきたのだとか。
豚肉のおかわりを要求するとんくんは、なぜかシンク前に居座りました。棚を見上げながらじっと考え込んだかと思うと、か細い声で「ある」と喋ったそうです。
シンク下カリカリで爪痕を残す
「豚肉はここにある」と確信しているとんくんは、シンク下の棚をカリカリと引っ掻きました。傷がつかないかハラハラしてしまう行動ですが、そもそもシンク下に豚肉があるはずもありません。
そこで飼い主さんは、とんくんに「カリカリしないで!」とピシャリ!それを聞いたとんくんは、再び「ある」と主張。その不毛すぎるやり取りに、飼い主さんも思わず笑ってしまったそうです。
成立してない会話が成立!?
どうしても事実を受け入れられないとんくんに、飼い主さんは「そこにはないよ」と優しく教えたそう。するととんくんは眉を思い切り下げて、みるみる切ない表情に…。
悲しい表情に胸が痛くなりますが、ないのですから仕方ありません。ところがとんくんは、もう一度シンク下の棚に目をやり「ある」と断言。さらに、大きな口を開けてあくびをするついでに、「あるぅぅぅ」と悲痛な叫びをあげたのでした。あってほしいよね、とんくん…!
「ある・ない」を巡る一連の攻防戦に、飼い主さんは「成立してない会話が成立した」と綴っています。とんくんにしてみれば、飼い主さんが「ない」と言っている意味は分かるものの、その事実は認めたくない…と、人知れず複雑な思いに駆られていたのかもしれませんね。
この投稿には、「カリカリしちゃだめって言われてからのカリカリほんと草」「ないと言われた時の切ないとんくんのお顔(笑)」「可愛すぎて鶏肉買ってあげたくなる」など、多くのコメントが寄せられています。
写真・動画提供:Instagramアカウント「shibainuton」さま
執筆:小泉 あめ
編集:わんちゃんホンポニュース編集部
※本記事は投稿者さまの許可を得て掲載しております。
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