猫に『パン』はNGだった!食べると危険な3つの理由 起こりうる健康トラブルも

2024-05-05 20:20

家庭でよく食べられる「パン」は、種類も多く主食として食べられる方も多いかと思います。人にとって身近なパンですが、猫にとっては健康に悪影響を及ぼすリスクが高い食べ物といわれています。ここでは、猫がパンを食べると危険な理由と引き起こす可能性のある健康トラブルについて解説します。

1.炭水化物を消化しにくい

パンを見つめる猫

猫がパンを食べてはいけないのは、パンに含まれる「炭水化物」をうまく消化できないことが理由のひとつとなっています。

肉食動物の猫は主にタンパク質を必要とするため、炭水化物をスムーズに消化できる能力を持ち合わせていません。そのため、猫がパンを食べると消化不良を起こして下痢や嘔吐をしてしまうことがあります。

たとえ猫がパンを食べたそうにしても、猫の体には適していない食べ物です。後に体調を崩すきっかけにもなりますので、猫が誤食することがないように気をつけましょう。

2.栄養バランスが乱れる

パンと子猫

パンには塩分や砂糖、バターの脂肪といった成分が多く含まれています。猫が食べると体に必要な栄養バランスが乱れてしまうため、健康を維持することが難しくなるのです。

起こりうる健康トラブルとしては、パンに含まれる塩分の過剰摂取が原因で腎臓に負担がかかり、泌尿器系の病気を起こすことがあります。また、パンに含まれる糖質は血糖値を上昇させたり脂肪が猫の肥満を招いたりと、心臓病や糖尿病などのさまざまな病気のリスクが高まります。

3.猫にとって有害な成分が含まれている

アメリカンショートヘア

多くのパンには、小麦やグルテンなどの成分が含まれています。これらの成分は、猫がアレルギー反応を起こすこともあるため、全ての猫が安全に食べさせられるものではありません。

主原料以外にも、デザートのような菓子パン、お惣菜パンなどにはパン生地やトッピングに猫が中毒症状を起こす食材が使われていることも多いです。たとえば「チョコレート」「レーズン」「タマネギ」が含まれるパンは、猫の体にとても有害で重篤な症状を引き起こす可能性もあります。

どのようなパンであっても猫にとっては健康トラブルが生じる可能性があるため、与えないようにしましょう。

まとめ

猫とパン

猫にパンを食べさせてはいけない理由は、パンに含まれている炭水化物が猫の体で消化しにくいこと、成分の過剰摂取によってアレルギーや病気になるリスクがあることです。

パンは家庭でもよく食べられることから、猫が欲しがって近寄ってくることも珍しくありません。たとえ少しの量であったとしても、体の小さな猫が食べると栄養バランスが崩れて体に大きな負担をかけてしまうのです。

大切な愛猫が健康を維持するためにも、パンではない猫用の主食から適切な栄養をとらせてあげたいですね。

関連記事

猫の一日を『追ってみた』結果…忙しそうな1日の様子に「全てが詰まってる」「飼い主を構うの大変だよね」と64万3000再生の大反響
猫が口を半開きにする4つの理由
猫が大好きという気持ちを飼い主に伝える9つのサイン
猫が撫でてほしい時にする6つの仕草
猫が「んー」と鳴く理由と気持ち

  1. 職場でも「スウェットパンツ」なぜ人気?おしゃれに着こなす今風スタイルとは?【THE TIME,】
  2. JR東海道線の車内で女性の服の中に手を入れて下半身を触った疑い 会社員の男(47)逮捕 男は容疑認める 神奈川県警
  3. 売春地帯から少女たちを救え 人身売買の実態…救出の一部始終、アジア各国から数万人の女性が毎年インドへ【報道特集】
  4. W杯“同グループ”の日本評は…オランダメディア「スピードと卓越した技術」チュニジア「2位争いで最大の障害」
  5. アメリカ連邦最高裁 出生地主義廃止に関する訴訟を審理へ
  6. トランプ大統領がFIFA平和賞を受賞
  7. 施設から保護犬を引き取って1日後、怯えた表情を浮かべていて…2か月後の『嘘のように変化した光景』が28万再生「幸せなセカンドライフを」
  8. 心理学から見たルッキズムの仕組み~根源にあるのは「無意識の偏見」~【調査情報デジタル】
  9. ノーベル賞の授賞式に向け準備進む 日本人受賞者のための“仕立て店”を取材
  10. 男の子とソファで転がる大型犬→もはや恋人のように『イチャイチャする光景』が尊いと35万再生「可愛いが過ぎる」「ふたりとも幸せそう」と話題
  11. ノーベルウィーク始まる ストックホルムは祝賀ムード 去年平和賞の日本被団協のライトアップも
  12. 米国 新生児へのB型肝炎ワクチン接種の推奨を撤回へ 専門家からは疑問の声も