アメリカ・ニューヨーク州は6月30日からマンハッタン中心部に乗り入れる乗用車に15ドルの「渋滞税」を課すと発表しました。
【動画】全米初 マンハッタン中心部に「渋滞税」6月30日に導入 1日15ドルの徴収で慢性的渋滞の解消目指す
アメリカで初めての導入となる「渋滞税」は、マンハッタンの慢性的な渋滞の解消や温室効果ガスの排出量削減を目的としたものです。ニューヨーク州当局は26日、6月30日からマンハッタン中心部に乗り入れる乗用車から15ドル=日本円でおよそ2370円を徴収すると発表しました。
ニューヨーク市民
「15ドルは毎日払うには大金だよ」
「正直言って、何の解決にもならないと思う」
マンハッタン中心部は渋滞の影響により、車の走行スピードが平均で時速11キロになっていて、当局は“ニューヨーク市民は1年間で117時間を無駄にしている”と指摘しています。