【ジャカルタ(インドネシア)2024年4月30日PR Newswire】PT. Bank Rakyat Indonesia(Persero)Tbk(IDX:BBRI)は、困難な世界の経済状況と地政学的な状況にもかかわらず、2024年第1四半期の利益が15兆9800億インドネシアルピアと堅調だったと発表しました。BRIのSunarso取締役社長は決算発表の記者会見で、ルピアや株式指数に対する米国の高金利や中東の緊張による影響を指摘しながら楽観的見方を表明し、国内の回復力を強調しました。Sunarso氏は「BRIは世界的な不安定の中でのインドネシアの現在の経済回復力を認識しており、国内経済成長への政府の取り組み支持に引き続き専心します」と強調しました。とりわけ、中小企業(SME)分野へのBRIの支援は引き続き強力で、融資額は前年同期比10.89%増の1308兆6500億インドネシアルピアに上りました。この多くがSME向けで、この結果、BRIの資産は9.11%増の1989兆700億インドネシアルピアに達しました。
Jakarta (0426)- PT. Bank Rakyat Indonesia (BRI) held a financial performance press conference to announce its profit of IDR 15.98 trillion for the first quarter of 2024.
零細企業、消費者、中小企業、法人部門をはじめ、BRIのすべての融資分野が成長を遂げ、その一方で2024年第1四半期末までの不良債権(NPL)比率は約3.11%で安定した信用度を保っています。債務面ではBRIは計1416兆2100億インドネシアルピアの第3者による資金を積み上げ、2024年3月時点で前年同期比12.80%増となりました。CASA(当座預金口座・普通預金口座)は前年同期比7.80%増加して引き続き預金ポートフォリオの大半を占め、これはCASAからの安定した持続可能な低コスト資金調達によって調達基盤を強化するというBRIの戦略に一致しています。
BRIは2024年3月までに、預貸率(LDR)が83.28%、自己資本比率(CAR)が堅固な23.97%と、強力な財務比率を維持し、これによりさらなる成長が可能になっています。さらにスーパーアプリのBRImoは2024年3月までに前年比30.3%増の3350万人のユーザーを誇り、手数料収入(FBI)が前年同期比6.92%増加して利益の伸びを押し上げました。Sunarso氏は「BRImoは3カ月間で前年同期比41.8%増の計1兆2510億インドネシアルピアに上る9億6900万件の金融取引を処理しました」と指摘しました。
AgenBRILinkもまたBRIのFBIに大きく貢献し、2024年1月から3月までに、370兆インドネシアルピアに上る2億8500万件の取引を記録して3950億インドネシアルピアを生み出しました。BRIは2024年3月までに、ネットワークをインドネシアの6万1122の集落で79万6836の代理店へと拡大しました。経営面では、BRIは費用対収益率(CIR)を前年同期の41.83%から2024年3月までに37.43%へと改善し、収益を推進するための効果的な費用管理が反映されました。
詳しい情報はwww.bri.co.idをご覧ください。