イギリス政府はスパイ活動をしていたとして、ロシアの駐在武官を国外退去させると発表しました。
イギリス政府は8日、スパイ活動をしていたとして、ロシアの駐在武官を国外退去させると明らかにしました。
さらに、▼ロシアが諜報活動に利用している可能性がある複数の施設を外交拠点から除外するほか、▼ロシアの外交官の滞在期間に上限を設けるなど、ビザの効力を制限するとしています。
イギリス政府はロンドン東部にあるウクライナの関連施設で起きた放火事件や、ブルガリア国籍の6人がスパイ活動をしていたとして起訴された事件について、ロシア側が関与していたとの見方を示しています。イギリスメディアはこうした事件や相次ぐサイバー攻撃などを受けて今回の措置が取られたと伝えています。