三重県南部自動車学校、デジタル原簿システムを導入 ― ペーパーレス化と業務効率の向上を実現

2024-05-14 17:00

三重県伊勢市に本拠を置く「ほめちぎる教習所」として親しまれている三重県南部自動車学校(法人名:大東自動車株式会社)は、2024年4月18日からデジタル原簿システム「N-reco」を導入し、教習の記録管理を完全デジタル化しました。このシステムは株式会社ノイマンが提供するもので、紙や印鑑を一切使わずにiPadで教習記録を管理することが可能です。

デジタル化の背景と目的

1962年の設立以来、地域社会に根ざし数多くのドライバーを育成してきた三重県南部自動車学校では、自動車教習業界の変化に応じて業務効率化とペーパーレス化を推進しています。N-recoの導入により、以下のようなメリットが期待されます。

業務効率化: 教官とスタッフが紙の原簿を使う手間が省け、事務作業のスピードと正確性が向上。
ペーパーレス化: 紙使用量の削減により、環境への負荷を減少させます。
データの安全性向上: デジタルデータの管理により、紛失や破損のリスクが低減。
顧客サービス向上: 教習生はいつでも自分の進捗状況を確認でき、より透明性の高いサービスを受けられるようになります。

代表取締役社長のコメント

大東自動車株式会社の代表取締役社長、加藤光一氏は、「教習所業界もDX化が求められている中で、このデジタル原簿の導入により、教習生の利便性が高まり、スタッフの業務負担も軽減されます。また、マイナンバーカードと免許証の統合に向けた動きもあり、今後の合理化が期待されます」と述べています。