サニブラウン「足をつりそうな予感はしてた」決勝8位でパリ五輪代表内定は持ち越し【陸上セイコーGGP】

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2024-05-19 21:48
サニブラウン「足をつりそうな予感はしてた」決勝8位でパリ五輪代表内定は持ち越し【陸上セイコーGGP】

■セイコーゴールデングランプリ陸上2024東京(19日、国立競技場)

男子100mでパリ五輪代表内定を狙ったサニブラウン アブデルハキーム(25、東レ)は、決勝で足をつってしまった影響により8位で今大会を終えた。

昨年の世界陸上ブダペスト大会では6位入賞のサニブラウンは、パリ五輪の参加標準記録(10秒00)を突破すれば即五輪代表に内定となったが、次戦以降にお預けとなった。

予選は10秒07(+1.0)の全体トップで通過。決勝は7レーンで走ったサニブラウンは、中盤からスピードを上げるかと思いきや、明らかにスピードが落ち10秒97の8位でフィニッシュ。

16日の都内のイベントで「(標準記録突破は)遅かれ早かれ出ると思います」と自信をのぞかせていたが、この日は予選で快走をみせるも決勝では不本意な結果となった。

試合後、「1本目(予選)終わってからいっぱいいっぱいで、(足を)つりそうな予感はしてたんですけど、まだつってないからいけるかなと思って挑んで。案の定12~3mくらいで(右)ふくらはぎと左ハムストリングスをつって」と明かし、「(そのまま)走れたんですけども、そこでプッシュして怪我したら元も子もないんで。とりあえず緩めて走り切る形になったかなと思います」とレースを振り返った。

予選の10秒07については「結構集中していて、いい走りができそうな感覚だった。予選から(タイム)出すつもりで今回はきたので」と悔しさを滲ませた。

また、国立でのレースについて「ホームで走る機会はなかなかないので、日本の国立競技場で走るということはものすごい嬉しいですし、来年東京で世界陸上があるので本当に国立競技場が満員になるくらい人が集まって、その中で走れればものすごく気持ちいいのかなと思います」と話し、東京五輪とは違い大勢の観客の中で走る世界陸上に期待を寄せた。

ここからヨーロッパでのレースに挑むというサニブラウンは、6月新潟で行われる日本選手権に向けて「1ヶ月ちょっとあるので、しっかり仕上げていければなと思ってます」と意気込んだ。

【男子100m決勝・結果】
1位 栁田大輝 10秒21
2位 東田旺洋 10秒22
3位 和田遼  10秒23
4位 本郷汰樹 10秒25
5位 鈴木涼太 10秒27
6位 樋口陸人 10秒30
7位 守祐陽  10秒38
8位 サニブラウン アブデルハキーム 10秒97
9位 坂井隆一郎 12秒34

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