【中村獅童】「昼は歌舞伎役者で夕方からはプロレスラー」息子・陽喜さんの夢語る

TBS NEWS DIG Powered by JNN
2024-05-22 13:35
【中村獅童】「昼は歌舞伎役者で夕方からはプロレスラー」息子・陽喜さんの夢語る

歌舞伎俳優の中村獅童さんが6月30日(日)~7月31日(水)まで上演される「松竹特別大歌舞伎」の制作発表記者会見に登場しました。

【写真を見る】【中村獅童】「昼は歌舞伎役者で夕方からはプロレスラー」息子・陽喜さんの夢語る

登場すると獅童さんは挨拶で ”最初に断っておきます。今日は陽喜(はるき)いませんから。陽喜いると思って来たでしょ?今日僕だけなんです。最近、テレビで見ても陽喜と夏幹(なつき)のバーターみたいなんですよ” と自虐しました。

今回、獅童さんと陽喜さんは「橋弁慶」の演目で親子共演。「橋弁慶」を選んだ理由を ”陽喜がお稽古で教わっていて大好きになったので、このまま巡業の演目にしました。” と説明し、”6月24日までは「中村陽喜」の襲名公演を歌舞伎座でやっていて、終わってすぐに巡業。6歳児にはハードスケジュールだけど、全部説明して「やる」って言った” と陽喜さんとのやり取りを明かしました。

獅童さんは、陽喜さんが演じる「牛若丸」に ”先生に教わったことを、伸び伸びと病気することなく元気良く、やってくれたらいいかなと思っています。” と、父としての思いを明かしつつ ”(自分が)子役の頃は、この人(陽喜さん)みたいに良い役ばかりは、いただけなかったので、本当にムカつくんですよ” と思わず本音が。

続けて、”皆さんがどこに行っても優しく声をかけてくれるので「本当に勘違いするなよ。パパがいるから優しくしてくれるんだよ。パパのおかげなんだよ」って言っています。そう言うと陽喜は「分かっているよ」って言います” と語り、会場に集まった報道陣を笑わせました。

そんな陽喜さんの成長について、獅童さんは ”やんちゃで、いたずらばかりする、どこにでもいる6歳児” と語りつつ、”自分もずっと「0か100だね」って言われていて、いつも考え事して、芝居も自分で作って想像している。役者としては良いことなんだけど、この前も通学中に、駅の看板に頭ぶつけて「脳しんとう」を起こした。想像している時は、周りの声も聞こえなくなって、声をかけても返事してくれない。だから、看板にもぶつかっちゃう” と、歌舞伎に夢中になっているが故の心配を吐露しました。

また、陽喜さんは最近プロレスにも夢中になり「昼の部は歌舞伎座に出て、夕方からはプロレスの選手になる」という「二刀流」の新たな夢ができたそうで、獅童さんは、”歌舞伎役者でプロレスラー。そして、宇宙でも歌舞伎をやることも夢。「歌舞伎役者でプロレスラーは、今まで誰もいないから良いと思う」って言いました。” と、まさかの二刀流に困惑しながらも応援したいと語りました。

【担当:芸能情報ステーション】

×