胸と腕につける浮具でおぼれる事故 国民生活センターが注意喚起 前後逆につけ男児(3)が一時心肺停止に

TBS NEWS DIG Powered by JNN
2024-05-22 16:30

これからの季節、子どもが使うことが多い浮具についてです。腕と胸につけるタイプの浮具を誤って使い、3歳の男の子がおぼれる事故が起き、国民生活センターが注意を呼びかけています。

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浮具をつけたマネキン。プールに入れると顔を水面につけ、うつぶせになってしまいました。

これは、腕と胸につけるタイプの浮具を誤って背中側につけ、子どもがおぼれる様子を再現したものです。

国民生活センターによりますと、去年8月、プールで遊んでいた3歳の男の子が保護者が目を離した際におぼれ、一時、心肺停止となる事故がありました。男の子は腕と胸が一体となった浮具を前後逆にしてつけたため、背中の浮力で体がうつぶせになり、おぼれました。

販売中のこのタイプの浮具は多くが海外製で、本体には英語で正しい使い方が表記されているということです。

国民生活センターは正しい使い方を確認するとともに、できる限りライフジャケットを使い、保護者が子どもから目を離さないよう呼びかけています。

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