「チーチーダブチ」こと「チーズチーズダブルチーズバーガー」、味の違いはある? ない?
マックの「チーズチーズダブルチーズバーガー」は2018年の初登場依頼、不定期に期間限定販売されているメニューで、直近では2024年5月15日から5月28日まで販売されています。
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値段は「チーズチーズダブルチーズバーガー」単品が税込490円。バリューセットは税込790円。ただし「都心店」「準都心店」と空港などの「特殊立地店」は、通常店舗と値段が異なります。
この「チーチーダブチ」、レギュラーメニュー「ダブルチーズバーガー」に、ホワイトチェダーチーズを2枚加えた、まさにチーズ満載のメニュー。オレンジに近い黄色のチェダーチーズと、薄く黄色がかった白色のホワイトチェダーチーズ、2色のチーズのコントラストが美しいハンバーガーです。
ところで、この「チェダーチーズ」と「ホワイトチェダーチーズ」、味の違いはあるのでしょうか。
筆者はこれまでに何度か「チーチーダブチ」を食べていますが、率直に言えば“全体的にチーズたっぷり”という印象で、2種類のチーズの味の違いは認識できませんでした。
「ランチバッグ」編集部の中でも意見を聞いてみたのですが、「同じ気がする」「違う気がする」の勢力が拮抗。とはいえ、あくまでも「気がする」であり、きちんと比べて考えた経験のある者はいませんでした。
チーズ界隈の一般論としては、白っぽい「ホワイトチェダーチーズ」がチェダーチーズ本来の色合いで、オレンジ色に近い「レッドチェダーチーズ」は色付けしたもの。基本的には「色素を加えてあるか」の差であり、味の違いはありません。
では、マクドナルドの「チーチーダブチ」のチーズ2種類も、やはり味に差はないのでしょうか。
ネット上で「チーチーダブチ」に関する情報を当たると、「しょっぱいチェダーチーズをホワイトチェダーがまろやかに包んでいる」とするレビュー記事も見つかりましたが、筆者も含め多くの人は「チーズたっぷり!」というジャンクな楽しさに意識が向いており、2種類のチーズの違いを気に掛ける人はほぼいないようです。
実際のところはどうなのか。日本マクドナルドの広報さんに、「チーチーダブチ」のチェダーチーズとホワイトチェダーチーズ、違いがあるのか聞いてみました。
質問:「チーチーダブチ」のチェダーチーズとホワイトチェダー、味の違いはありますでしょうか?
回答(日本マクドナルド広報)
チェダーチーズとホワイトチェダーチーズは使用している原料のチーズが異なります。
通常のオレンジ色のチェダーチーズはビーフのしっかりした旨味にも負けないようなチェダー感が特長となりますが、ホワイトチェダーチーズは原料に熟成度の高いチーズを使用しているため、マイルドな風味の中にもコクを感じられるチーズになっています。
チェダーチーズは全世界のマクドナルド共通の仕様で、ホワイトチェダーチーズは日本独自に開発されたものになり、ハンバーガーの種類によって使い分けています。
世界で仕様が決まっているチェダーチーズは、色合いも世界共通になっており、原料のナチュラルチーズによって色味が変わってしまわないよう、植物由来の成分を配合して色味が一定になるように工夫しています。
結論「チーチーダブチ」2種類のチーズの味は違う
マクドナルド「チーチーダブチ」の2種類のチーズ「チェダーチーズ」と「ホワイトチェダーチーズ」は、色が違うだけではなく、原料も味も違っていました。
「チーチーダブチ」に2色のチーズが使われているのは、「見た目がキレイだから」というだけではなく、「味」も理由になっていたようです。
食べるときには豪快にかぶりついている人が多いと思いますが、2種類のチーズの違いを意識してみると、口の中で起きている複雑な味の変化に気付き、楽しい「食」の世界がさらに広がると思います!