「TimeTree」ユーザーデータから「結婚式」の動向を分析!2024年結婚式予定登録者の割合は2019年比で約70%まで回復

2024-05-29 12:00
「TimeTree」ユーザーデータから「結婚式」の動向を分析!2024年結婚式予定登録者の割合は2019年比で約70%まで回復

新型コロナウイルス流行の影響を受けた2020年からの約3年間、多くの結婚式や披露宴が延期や中止を余儀なくされた。そんな中、感染症対策をしながら少人数制での開催やフォトウェディングなど、コロナ禍をきっかけに自分達らしい新たな結婚式のスタイルも生まれた。2023年5月には新型コロナウイルスが5類に引き下げられ、コロナに対する認識の変化と共に結婚式の開催は年々回復傾向にあるようだ。
それを明らかとするのが「TimeTree 未来総合研究所」がこの度公開した調査結果。全世界登録ユーザー5500万人を超えるカレンダーシェアアプリ「TimeTree」に登録された90億超の予定データを統計的に分析する「TimeTree 未来総合研究所」は、6月の“ジューンブライド”に合わせて「結婚式」に関する予定データについて調査した。
※同調査は、2019年1月~2024年5月の期間の「TimeTree」登録ユーザー(2019年1月:1200万、2024年5月:5500万)を対象に、コロナ禍以前である2019年のユーザーデータを基準値100として、2020年以降の数値を算出し分析している。

コロナ禍以前の5割まで減少した「結婚式」予定の登録者率は直近3年で復調傾向

まずは「結婚式」の予定を登録する人の数が2019年から2024年にかけてどのように推移しているか見てみよう。

「結婚式」の推移を見る前に、厚生労働省より発表の「人口動態推計概数」による「婚姻数」の推移を確認すると、元号が平成から令和に変わった2019年にはいわゆる「令和婚」の影響で婚姻数が前年より増加したものの、その後はコロナ禍の影響により減少傾向が続いている。続いて「TimeTree」に1年の中で「結婚式」の予定を登録している人の割合を示す「予定登録者率」の推移を見ても、コロナ禍の影響は大きく、2021年の「結婚式」の予定登録者率は2019年の5割ほどに落ち込んだ。しかしコロナ禍の影響が薄れるのに合わせて2022年以降は予定登録者率が大きく回復。特に2023年は「婚姻数」が前年比で減少したにも関わらず、「結婚式」の予定登録者率は前年より増加する結果に。コロナ禍が明け、これまで延期していた「結婚式」をようやく挙げられる人も多いことがうかがえる。

次に、結婚式に関連した予定である「ハネムーン」や「新婚旅行」についての予定登録率の
推移を見てみよう。

結婚式の予定を登録していた人のうち、「新婚旅行」や「ハネムーン」といった予定を登録している人の割合は、「結婚式」の予定数推移と同様で、コロナ禍で落ち込んでいた数字が2022年から回復傾向にある。

新たな結婚式のスタイル「フォトウェディング」の定着

「ハネムーン」や「結婚式」以外にも、結婚式に関連した予定キーワードについて変化が大きいものを調査。

挙式や披露宴を実施する代わりに記念写真の撮影を行う「フォトウェディング」の予定数はコロナ禍を機に大きく増え、コロナが明けた今も一定の予定数を保持している。元々はコロナ禍でゲストを大勢呼びづらいことから流行し始めた「フォトウェディング」だが、一般的な結婚式よりも費用がリーズナブルなことや、ゲストの招待や当日のおもてなしなどの様々な準備が必要ないといった手軽さから、コロナ禍が明けた今も新しい結婚式のスタイルとして定着しているようだ。

「結婚式」が最も開催されるのは6月?11月?欧州圏とアジア圏の違いが明らかに

同調査は、6月が“ジューンブライド”と呼ばれるシーズンということで、「結婚式」について調査を実施したが、実際は何月に最も多く結婚式が開催されているのだろうか。

2019年から2023年の月別の「結婚式」の予定数から分析すると、最も「結婚式」の予定数が多かったのは6月ではなく11月という結果だった。

さらに、「TimeTree」アプリが対応している言語の中で「結婚式」の予定が一定以上登録されていた言語を対象に、何月に「結婚式」の予定が多いのかを言語別に分析した。

その結果、欧州圏で使用される言語(英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語)では6~9月に「結婚式」の予定が多くなり、アジア圏で使用される言語(韓国語、繁体中国語、簡体中国語)では10月・11月に予定が多くなる結果に。地域によって結婚式を開催することが多い時期に違いがあることがわかった。

「TimeTree 未来総合研究所」の所長である深川泰斗氏は、「一説によると“ジューンブライド”は、農作業の繁忙期である3月から5月の結婚式が禁じられ、繁忙期が明けた6月に開催する慣習があったヨーロッパで生まれた言葉と言われています。6月は日本では梅雨のシーズンにあたるため天候が不安定なことから結婚式の開催を避けるケースもあるようですが、気温の面ではちょうど良い時期ですし、海外挙式を挙げるような場合にも適した時期と言えます。今回の調査では、長いコロナ禍が明け、結婚式が以前のように気兼ねなく開催できるようになってきている兆候や、従来はあまり見られなかった「フォトウェディング」という新しい結婚式の形が定着してきている結果が出ました。環境や様式などにとらわれずに結婚式が開催できるようになってきた昨今、結婚式を開催する時期についても、決まった形にとらわれすぎずに、それぞれが自由に考えて決めてもいいのかもしれません」とコメントしている。

同調査結果から、結婚式の開催はこの3年間で回復傾向が見られること、そしてコロナ禍を経たことで結婚式のスタイルに変化が生まれ、定着していることがわかった。これから「結婚式」の予定を立てる人は、この結果を参考に自分らしい「結婚式」を考えてみては?

【「TimeTree未来総合研究所」未来データレポートについて】
2024年4月1日に設立されたTimeTree未来総合研究所は、全世界の登録ユーザー数が5400万人 を超えるカレンダーシェアアプリ「TimeTree」に登録された90億超の予定データを統計的に分析するTimeTreeの社内研究所。多様性に溢れ、先の読めない時代においても、世間が納得して未来を選べるきっかけをつくるために、予定データから見える世の中の動きや未来の兆しを発信している。月に一度発信する「未来データレポート」は翌月1ヶ月間の予定データを分析し、この先の兆し・トレンドを届けることを目的にしている。

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