300年以上の歴史を持つ丹後ちりめんの製造工程が一般に公開されます。丹後織物工業組合が、「精練の世界」を体験できるファクトリーツアーや、直営店舗の営業を始めることを発表しました。
概要
開館日時:平日(月曜日~金曜日)10時00分~16時30分場所:TANGO OPEN CENTER(京都府京丹後市大宮町河辺3188)
詳細URL:https://tanko.or.jp/tof/
丹後ちりめん工場を一般公開
丹後ちりめんの精練加工を一目で見ることが可能となる「精練の世界」など、視覚的に興味深いファクトリーツアーが実施されます。また、直営店舗では丹後の織物を使用した商品も購入することができます。伝統の技術と未来への挑戦
丹後織物工業組合は、織物産地としての丹後地方の振興に向け、新たな事業構築を進めています。2023年にはTOV(TANGO OPEN VILLEGE)構想を取りまとめ、産地の未来への旗頭として「TANGO OPEN」を立ち上げました。まとめ
丹後織物工業組合は、「TANGO OPEN」を通じて地域の恵みと伝統的な繊維技術を見直し、これを再評価する活動を始めました。その一環として、工場見学や直営店舗での商品販売を通じて、地元の繊維産業について新たな視点から理解する機会を提供しています。編集部目線での見解
丹後地方への視点を新たにし、地域に古くから根付く織物産業の価値を再認識するこのプロジェクトは、地域資源の有効活用や地域文化の継承・発展に寄与するものといえるでしょう。見学者は工場ツアーを通じて、丹後ちりめんがどのようにして製造されているのかを目の当たりにし、その製造工程の魅力と深さを理解することができるでしょう。関連リンク
https://tangoopen.jp/https://lit.link/tangoopen