音声 Voicy 2024年上半期人気チャンネルを発表、2000を超える“ながら聴き”トーク＆解説の最新トレンドと興味注目度がみえてきた

厳選された2000を超えるコンテンツを“ながら聴き”でき、会員登録者数は200万人にのぼる音声総合プラットフォーム「Voicy」が、2024年上半期総合 TOP10 や、年代・男女別、カテゴリ別のランキングなどを発表。

上半期にリスナーから注目を集めた放送などもチェックして、“ながら聴き”の最新トレンドをチェックしていこう。

総合TOP10　学べるチャンネルが人気

総合ランキングのTOP3は、キングコング・西野亮廣（『西野さんの朝礼』）、社会派ブロガー・ちきりん（『Voice of ちきりん』）、ポスパム主宰・尾石晴（『学びの引き出しはるラジオ』）。

西野は「エンタメ×マーケティング」、ちきりんは「現代社会の読み解き方」、尾石は「共働き世代のモヤモヤ」と、自身の経験を活かした放送で、圧倒的な支持を得ている。

これは、Voicyメインリスナーの20代後半～40代の興味関心の高さが表れているランキングという。

男女別 TOP5 芸人や YouTuber に注目

ビジネスパーソンが学びに使うイメージの強い Voicy 、10代のTOP5では「好きな発信者の声を楽しむ」リスナーの傾向がみえてきた。

女性1位・男性2位に YouTubeクリエイターコムドット・やまと（『ヤマトノウナイ』）、女性2位に俳優犬飼貴丈（『The 犬飼』）、女性3位にお笑いコンビジャルジャル・後藤淳平（『今日もお喋りんぐり』、女性4位に教育系YouTuber 葉一（『とある男が相談に答えてみた』）がランクイン。

“10代後半の女性は、約2人に1人が推し活をしている” という調査（「2024年推し活実態アンケート」）もあり、自分の推しである発信者を身近に感じられる手段の一つが「音声」なのかも。

また、10代男性リスナーには、高校野球がテーマの『タジケンの高校野球弱者が勝つJK（田尻賢誉）』が1位。部活動の合間に情報をアップデートしている学生のようすもうかがえる。

20代公務員は職業が一目瞭然

職業×年代で特徴がはっきり出たのは、20代公務員。ランキングのほとんどが教師やもと教師のチャンネルで、若い先生たちが Voicy をよく聴いていた。

女性リスナー TOP5 には、古舘良純（1位『教室のミカタ』）、樋口綾香（4位『＊ayayaの国語教室＊』）、ゆきこ（5位『心が軽くなる職員室』）。男性では、坂本良晶（1位『EDUGO RADIO』）、古舘良純（2位『教室のミカタ』）、葛原祥太（4位『けテぶれ@ちゃんねる』）と、同性のチャンネルが聴かれやすい傾向があることもわかった。