ふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」を運営する株式会社トラストバンク(東京都品川区)は2024年6月19日(水)、「お食事券型」のふるさと納税の返礼品を紹介する専門サイト「チョイスグルメ」をオープンしました。
ふるさとチョイスが厳選したレストランで、地域の絶品グルメが体験できる返礼品をそろえています。
ふるさと納税 総合サイト「ふるさとチョイス」とは
国内最大級のふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」は全国1788自治体、57万点以上の返礼品を掲載しています。
新鮮なお肉や魚など旬の農産物・水産物、地域ならではの体験型の品など様々な種類の返礼品をそろえています。
「ふるさとチョイス」では旅行・観光・飲食といった分野での地域の情報発信に注力しており、「体験型」の返礼品の魅力訴求を通じて地域の関係・交流人口の増加を目指しています。
2024年4月には、旅館やホテルの宿泊券、アクティビティのチケットなど「体験型」の返礼品を厳選して紹介する専門サイト「きふたび」を「チョイストラベル」へリニューアル。あわせて、旅行やおでかけ情報を提供する専門サイト「トラベルガイド」もオープンしています。
ふるさと納税専門サイト「チョイスグルメ」
ふるさと納税の寄付に対する返礼品としては従来、お肉・フルーツ・お米など「モノ」を受け取るイメージが一般的でした。
しかし、近年では宿泊体験・移住体験・食の体験・アクティビティ体験・地域でのイベント参加体験など「体験型(コト)」の返礼品が注目を集めており、その中でも飲食店での食事を楽しめるチケットの人気が高まっています。
「体験型」の返礼の寄付件数はコロナ禍での外出自粛の影響を受け一時減少しましたが、2023年は2020年と比べて約1.74倍、寄付金額は約1.9倍に増加。そのうち、お食事券型の返礼品だけを見ても、寄付件数は約1.7倍、寄付金額も約1.6倍と年々増加しています。
そこで、トラストバンクは「レストランで食事をする」という体験に特化した返礼品を紹介する専門サイト「チョイスグルメ」を立ち上げました。
「お食事券型」の返礼品に特化した「チョイスグルメ」
「チョイスグルメ」ではふるさと納税の返礼品の検索時に、エリアやジャンルで絞り込めます。そのため、「ふるさとチョイス」に掲載されている様々な「お食事券型」返礼品の中から、簡単にお気に入りのレストランを探せます。
寄付先自治体の特産品を近場のレストランで
ふるさと納税の返礼品に関するルール「地場産品基準」に基づき、寄付先の自治体で生産された食材を使ったメニューを提供していれば、別の自治体内にあるレストランでのお食事券も返礼品とすることができます。
熊本県上天草市ではふるさと納税の返礼品として、同市でとれた食材を使った料理を提供する「銀座 花蝶本店」(東京都)のお食事券を提供しています。
遠方の自治体をふるさと納税の寄付で応援しながら、居住地に近いレストランでその自治体の特産品を味わう、ふるさと納税ならではのグルメ体験ができます。
「お食事券型」返礼品で地域を身近に
ふるさと納税の「体験型」の返礼品は、地域の関係・交流人口の創出につながります。旅行・観光関連の返礼品であれば、寄付者が地域へ足を運び、現地での観光を通じて地域経済の活性化に貢献することができます。
「お食事券型」の返礼品は現地で食体験を楽しめむだけでなく、都心部のレストランでも地域の食材を使ったお料理を楽しむこともできるなど、より気軽に地域を身近に感じられる特徴があります。
トラストバンクは「今後もふるさとチョイスは、地域の魅力を発信することで、寄付者がこれまで知らなかった地域を知るきっかけや地域の新たな魅力を発見する機会を創出し、関係・交流人口の増加と地域経済の活性化につなげ、持続可能な地域の実現を目指してまいります」としています。