警視庁と東京都交通局が、バスジャックが起きた想定で犯人を制圧する訓練を行いました。
きょう午前、東京・新宿区で行われた訓練には、警視庁と東京都交通局の職員およそ50人が参加。拳銃と爆発物を持った男がバスの運転手と乗客を脅迫して、バスジャックしたという想定で行われました。
訓練では、男がバスから降りて発砲すると、警備犬に腕を噛みつかれ、機動隊の銃器対策部隊によって取り押さえられました。また、機動隊の爆発物処理班が遠隔操作できるロボットを使って爆発物を処理する訓練も行われました。
警視庁は「官民一体となって、テロ対策を強化してまいります」としています。