子宮頸がんなどを防ぐための「HPVワクチン」について、接種の機会を逃していた女性が無料で接種できることを周知するための活動が行われています。
【動画】HPVワクチン「キャッチアップ接種」は今年度まで 大学生を対象に周知キャンペーン
小学校6年から高校1年の女性を対象に、公費による接種が行われている「HPVワクチン」をめぐっては、接種後に体の痛みなどを訴える人が相次いだことを受けて、厚労省は一時、接種を積極的に勧めることを中止していました。
その後、安全性が確認されたとして、おととしから接種の呼びかけを再開したうえで、接種の機会を逃していた27歳までの女性を対象に、公費によって無料で受けられる「キャッチアップ接種」を行っています。
キャッチアップ接種の対象年齢 千葉大学1年生
「(キャッチアップ接種について)私はこれ(ポスター)を見るまで知らなかった 」
「『子宮頸がん』と言われるとわかるが、『HPV』と言われると『なんだろうな』と思った」
この接種は今年度で終了しますが、認知度が低いとして、今月から千葉大学など全国の7つの大学で周知活動が行われています。