海上保安庁で航海日当の不正受給が発覚 佐世保海上保安部の巡視艇など5隻 全国411隻対象に調査進める

TBS NEWS DIG Powered by JNN
2024-07-19 19:35
海上保安庁で航海日当の不正受給が発覚 佐世保海上保安部の巡視艇など5隻 全国411隻対象に調査進める

自衛隊に続き海上保安庁でも不祥事が発覚しました。海上保安庁はきょう、佐世保海上保安部の巡視艇など、5隻で航海を行った際に支給される手当を不正に受給していたことが分かったと発表しました。

海上保安庁では航海に出た職員に対し、その距離や時間に応じて手当が支給されています。

海上保安庁によりますと、佐世保海上保安部に所属する小型の巡視艇など5隻で、実際に航海した内容とは異なる虚偽の内容を航海日誌に記載し、不正に手当を受給していたことが分かったということです。

不正に受給していたのは、この5隻に乗船していた職員23人で、航海した時間を水増しするなどしてあわせて1万3107円を不正に受給したということです。

海上保安庁は、この職員らの航海内容を期間をさかのぼって調査する予定で、ほかにも同様の不正行為がなかったか全国の船艇411隻にも範囲を広げて調査を進める方針です。

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