![国内過去最多の覚醒剤押収量 約37キロを密輸しようとしたカナダ国籍の男2人を逮捕](/assets/out/images/jnn/1306702.jpg)
覚醒剤およそ37キロをボストンバッグに入れて密輸しようとしたとして、カナダ国籍の男2人が逮捕されました。航空旅客の手荷物からの押収量としては国内で過去最多ということです。
覚醒剤取締法違反などの疑いで逮捕されたのは、いずれもカナダ国籍で無職のアーメッド・カーディー容疑者(25)と大学生のジャンカルロ・サニー・ウォルトン・アルマンザール容疑者(20)です。
2人は先月19日、カナダから成田空港に到着した際、スーツケースに入れたボストンバッグの中に、ビニール袋で小分けにされた覚醒剤およそ37キロ、末端価格にしておよそ24億8600万円相当を密輸しようとした疑いがもたれています。
成田税関によりますと、空港で税関職員が検査した際にスーツケースの中から覚醒剤が見つかったということです。
2人はカナダの空港で荷物を預かり、日本へ持っていけば報酬がもらえると言われて犯行に及んだとみられ、取り調べに対し「覚醒剤が入っているとは知らなかった」「中には絵画が入っていると思っていた」といずれも容疑を否認しています。
航空旅客の手荷物からの1度の押収量としては国内で過去最多だということです。