7月11日、日本ラーメン協会が全国183のご当地ラーメンを発表しました。地元でしか味わえない珍しいラーメンもありますが、自宅でも楽しめるご当地ラーメンをご紹介します。
【写真を見る】「アホ―メン」「ホワイトガウ」全国ご当地ラーメン183種類を発表 自宅でも袋麺で地元の味を再現【Nスタ解説】
川崎にアホ―メン！? ご当地ラーメンの魅力は?
山内あゆキャスター:
日本ラーメン協会による全国183種類のご当地ラーメンが発表されました。ご当地ラーメンは、関東だけでも神奈川の家系ラーメン、東京の油そばなど、35種類あるそうです。
日本ラーメン協会・事務局にご当地ラーメンの魅力を聞くと「その土地の文化、歴史、背景が出ているのが魅力の1つ」だといいます。
例えば神奈川の『アホーメン』は川崎の工業地帯を中心に生まれました。働く人たちの“スタミナ飯”として、ニンニク（※スペイン語でアホ）たっぷりのラーメンが愛されているそうです。
新潟の『燕三条背脂ラーメン』は職人の町、燕三条で生まれました。職人さんはお店で食べるのではなく、出前を利用することが多いため麺が伸びないように太麺を使い、また冷めないようにたっぷりの背脂で蓋をして熱々にしているそうです。
日比麻音子キャスター:
その土地ならではの背景があり、発展していくのですね。
教育アドバイザー 清水章弘さん:
ラーメンに詳しくなると、その土地の歴史を知ることにもなる。自由研究で取り上げても面白いですね。
自宅で楽しむ“ご当地ラーメン” 袋麺で地元の味を再現
山内キャスター:
全国のラーメンを食べ歩くのは大変そうですが、全国のご当地袋麺・カップ麺をお店やネットで購入することができます。
これまで食べたインスタント麺は2万5000食という、インスタント麺ハンターの大和イチロウさんに聞きました。
『北海道 利尻昆布ラーメン 塩味（1袋 384 円）』
・利尻漁協が利尻昆布の普及のために作った高級な袋麺
・具にとろろ昆布、スープや麺にも昆布を使用
・公式HP、ネット通販、アンテナショップなどで購入可能
『山形 鳥中華（1袋 388円）』
・“ラーメン王国”山形 ラーメン支出額/1世帯 日本一、人口当たりの店舗数 日本一
・“袋麺は売れない”と言われるエリアで大人気に
・そば屋が作ったラーメン。出汁は和風。
・ネット通販、アンテナショップなどで購入可能
『京都 京の和風だし カレーらーめん（1袋 397円）』
・カレーうどんの有名店「味味香」が作ったカレーらーめん（袋麺）
・秘伝のスパイス、和風だしを忠実に再現
・乾麺のうどんはゆで時間が長い。カレーらーめんの方が人気に
『福岡 焼豚ラーメン（1個 236円）』
・“福岡県民のソウルフード”
・チャーシュー、紅ショウガ入り
南波雅俊キャスター:
私が転勤するなかで、美味しいと思ったご当地ラーメンは「岡山 笠岡ラーメン」「大分 佐伯ラーメン」です。
