小林製薬の「紅麹」成分を含むサプリメントの摂取と死亡との因果関係の調査について、武見厚生労働大臣は「8月中旬ごろまでに調査の大部分を終わらせたい」との考えを示しました。
【動画】小林製薬“紅麹問題” 武見厚労大臣「8月中旬までに調査の大部分を終わらせたい」死亡との因果関係について考え示す
小林製薬の「紅麹」を含むサプリメントをめぐっては、今月21日の時点で死亡に関する相談が274人分、小林製薬に寄せられています。
武見厚労大臣は、摂取と死亡との因果関係の調査について「8月中旬ごろまでには大部分を終わらせたい」との考えを示しました。
また武見大臣は、行政への健康被害の報告について、小林製薬が「因果関係が明確な場合に限るという独自の解釈を採用した」と非難しました。
武見敬三 厚労大臣
「一方的な解釈をされていたことは、極めて遺憾であったと思いますね。それはやっぱり組織の中のガバナンスの問題であったろうと」
武見大臣は、改めて行政への報告の遅れが被害の拡大に繋がったとの認識を示しました。