きょう午前、東京・竹芝から出発した東海汽船の高速ジェット船が航行中に舵が故障し、乗客乗員あわせて121人を乗せたまま漂流しているということです。海上保安庁の巡視船などが救助に当たっています。
海上保安庁によりますと、きょう午前10時ごろ、東京の竹芝桟橋から伊豆諸島の式根島に向かっていた東海汽船の高速ジェット船の船長から「舵がきかなくなり自力で航行できなくなった」と118番通報がありました。
船は現在、千葉県の野島崎沖の南西を漂流しているということです。船には幼児4人を含む乗客116人、乗組員5人のあわせて121人が乗船しているということですが、けが人の情報などは入っていないということです。
海上保安庁は、現場に巡視船などを派遣し救助に当たっています。