「船のオーナーになって転売すれば儲かる」などとうたい、少なくとも2億6千万円をだまし取ったとみられる会社経営者の男が逮捕されました。
【動画】「船のオーナーになって転売すれば儲かる」2億6千万円の詐欺容疑で経営者の男(44)を逮捕
詐欺の疑いで逮捕されたのは、鹿児島県東串良町の船舶会社経営・工藤雄一容疑者(44)です。
工藤容疑者は2019年6月、東京都内に住む40代の男性に対し、「良い漁船があって、そのオーナーになって転売したら儲かる」「1.5倍の利益がでる」などとウソをつき、船の購入代金1500万円をだまし取った疑いがもたれています。
警視庁によりますと、工藤容疑者が売りつけた漁船は実在せず、連絡が取れなくなったことを不審に思った男性が警視庁に相談し、事件が発覚しました。
工藤容疑者は同様の手口で少なくとも30人から、あわせて2億6千万円をだまし取ったとみられています。
警視庁は工藤容疑者の認否を明らかにしていませんが、余罪について詳しく調べています。