犬の『プライド』が傷つくタブー行為5選 絶対にしてはいけない飼い主の行動とは?

犬も人間と同じように自尊心につながる『プライド』があります。そんなプライドを傷つけてしまうと、精神不調に陥る恐れも…。今回は犬の『プライド』が傷つくタブー行為を紹介するので、飼い主さんは気をつけましょう。

犬もプライドが傷つくことはある?どのような理由で?

悲しそうな表情の犬

人間誰しもが多少なりとも持っている『プライド』は、実は犬たちにも存在します。

犬にとってのプライドとは、自信や犬としての誇りを指すことが多く、飼い主に褒められたり「できた!」と達成感を覚えることで自尊心が高まり、プライドにつながっていくのです。

ただし飼い主や周囲の人間、他の犬たちによって自尊心を傷つけられてしまうと、プライドも傷つけられます。やがて幸福度も下がり精神的に不調をきたすこともあるので注意しましょう。

犬の『プライド』が傷つくタブー行為5選

不満そうな表情の犬

では、どのような行為が犬のプライドを傷つけてしまうのでしょうか。飼い主や周りの人はここで紹介するタブー行為をしないよう気をつけてください。

1.過剰に怒鳴ったり体罰を与える

犬が失敗したときや悪さをしたとき、適切な方法で叱ったり正しい方向へと導くことは大切です。しかし過剰な叱責は、自尊心を傷つけてしまうのでやめましょう。

例えば、大きな声で怒鳴りつけたり、叩く蹴るなどの体罰を加えたりする行為は、犬のプライドを傷つけて恐怖心を与えてしまいます。また、長々と説教する行為も同様の悪影響を与えてしまうので気をつけましょう。

2.失敗を嘲笑う

転ぶ犬

犬が取り組んでいたことに対して失敗してしまったとき、つい可愛さから笑ってしまうことはありませんか。犬によっては「飼い主さんが笑ってる!楽しい!」と思う子もいますが、中には「笑われた…馬鹿にされている」と感じてしまう犬もいます。

このように失敗したときは笑うのではなく、微笑みながら「大丈夫だよ、もう一度やってみよう!」とポジティブな声かけを意識しましょう。

3.ネガティブな声かけばかり行う

「悪い子だね」「ばか!」「どうしてできないの!」など、ネガティブな声かけばかり行っていると、犬のプライドは大きく傷つけられてしまいます。

犬は言葉を理解していないからと酷い言葉をかける人がいますが、犬は声に含まれる細かなニュアンスやトーンから感情を読み取る能力に長けています。

すると、言葉の意味を100%正確に理解できなくとも、悪意を持って接してきていることは伝わるため自尊心が傷つけられ、怯えて生活するようになってしまうのです。

4.ため息を吐くなど犬を見下すような態度をとる

テーブルの下に隠れる犬

犬が失敗してしまったときにため息を吐くなど、明らかに不機嫌な様子を犬の前で見せていませんか。こうした態度の変化も犬は見逃しません。

目の前で不機嫌な態度や見下されたような態度を取られると、「怖い」「不安だ」という気持ちからプライドが傷つけられてしまいます。自分がミスをしたと自覚のある犬ならば、なおさら罪悪感に襲われてしまうため、プライドを傷つけてしまうので注意しましょう。

5.愛犬の前で他の存在ばかり可愛がる

愛犬の前で他の犬やペットばかり可愛がっていませんか。目の前でその光景を見せられている愛犬は、「自分のことは可愛くないのかも」「嫌われたかも」とプライドがズタズタに傷つけられてしまいます。

また、赤ちゃんが生まれた時なども愛犬を邪険に扱うことは避けてください。愛犬にも目を向けて愛情を注ぐことで、犬自身も飼い主さんと一緒に赤ちゃんを可愛がる気持ちが芽生えるのです。

まとめ

悲しそうに伏せる犬

犬は繊細な感情を持つ動物なので、プライドが傷つけられてしまうと深く落ち込んでしまいます。精神不調につながることもあるので、なるべく失敗などを過度に叱ることはせず、良いことをした時はたくさん褒めてあげてください。

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