ネガティブな犬がしがちな行動をご紹介します。愛犬をプラス思考にさせる方法についても解説しますので、ぜひ参考にしてください。
あなたの犬はネガティブ?それともポジティブ?
あなたの愛犬はネガティブな性格ですか?それともポジティブな性格でしょうか?
人間にさまざまな性格の人がいるように、犬も性格にはかなり個体差があるため、お気楽でいつも楽しそうなポジティブ犬もいれば、些細なことでショックを受けてテンションが下がりやすいネガティブ犬もいます。
犬の思考は人間ほど複雑ではありませんが、ネガティブな性格の犬はそうでない犬に比べてストレスを溜めやすい傾向にあるため、飼い主は愛犬のタイプを理解して適切なケアをしてあげるようにしましょう。
ネガティブな犬がしがちな『4つの行動』
ここからは、ネガティブな犬がしがちな行動をご紹介します。愛犬がポジティブとネガティブどちらの性格なのか気になる方は、当てはまるものがないか是非チェックしてみてくださいね。
1.尻尾を垂れ下げる
普段はピンと立っている尻尾を力なく垂れ下げるのは、犬が不安な気持ちになっているサインです。この仕草をよくする犬は、不安になることが多いネガティブな性格だといえるでしょう。
2.子犬のような細い声でなく
「クンクン」や「キューン」といった声でよく鳴く犬もネガティブな性格なことが多いです。
か細く高い声は、もともと子犬が母犬に甘えたり頼ったりするときに出す声であり、成犬の場合は怖い気持ちや不安な気持ちを抱えている時に出すことがあります。頻繁に子犬のような声で鳴く犬は、甘えん坊でマイナス思考な性格だといえるでしょう。
3.不安そうな表情をする
犬は表情筋が発達しているため、ネガティブな気持ちが顔によくあらわれます。
犬がネガティブな気持ちの時にする表情は次のとおりです。
- 口角が下がる
- 目に力がなくなる
- 白目の部分を多く見せて上目遣い(クジラ目)をする
- 眉間に皺を寄せる
上記のような表情をよくする犬は、ネガティブな性格の可能性が高いです。
ただし、ブルドッグやパグなど顔に皺の多い犬種は、普段から困ったような表情をしていることが多いので、飼い主さんは日頃から愛犬の表情を観察して変化を見極めましょう。
4.自分の前足を舐める
犬が自分の前足を舐め続けてしまうのはストレスのサイン。ネガティブな性格な犬はストレスがたまりやすいため、前足を舐めるなど意味のない行動を繰り返すことが多いです。
暇つぶしやお手入れで舐めているだけなら問題ありませんが、手が炎症を起こすほど舐めたり、長時間舐めたりしている時は注意しましょう。
愛犬をプラス思考にさせる方法
犬の性格は生まれ持った気質によって構成されている部分も多くありますが、飼い主の接し方や環境にも大きな影響を受けることが分かっています。
愛犬をプラス思考になるよう育てるためには、次のことを意識してください。
- ポジティブな言動を心がける
- 成功体験をさせる
- ストレスを溜めさせない
愛犬には普段からできるだけポジティブな言葉をかけるように心がけ、何かをうまくできた時には「すごい!」「良い子!」と褒めて撫でてあげましょう。そうすれば犬は「自分は成功した」と自信をつけ、プラス思考になりやすくなります。
逆に、飼い主が「お前は馬鹿だね」「何をやってもダメだ」など、ネガティブな言葉を投げかけるのは犬が自信を失くすため絶対にNGです。
また、ストレスの多い犬はネガティブになりがちですので、適度な運動や飼い主との充分なコミュニケーション、質の良い睡眠を意識して提供し、愛犬が心身共に健やかでいられるように配慮するようにしましょう。
まとめ
ネガティブな犬がしがちな行動をご紹介しましたが、あなたの愛犬に当てはまるものはありましたか?
ネガティブがダメという訳ではありませんが、マイナス思考の犬はストレスを感じやすいため、できるだけプラス思考になれるよう飼い主がサポートしてあげると良いかもしれません。
愛犬がネガティブでもポジティブでも、個性として受け入れて上手に付き合っていきましょう。
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