犬が『自信を失った』ときに見せるサイン5選 愛犬のプライドが崩壊してしまう飼い主のNG行為とは

2024-08-23 20:20

犬は感受性が強く、時には自信を失ってしまうことがあります。この記事では、犬が自信を失ったときに見せるサインや、愛犬のプライドが崩壊してしまう飼い主のNG行為についてご紹介します。愛犬の心の健康を守るために、ぜひご一読ください。

犬が自信を失ったときに見せるサインは?

怯えた様子で家具の下に隠れる犬

犬が自信を失うと、様々な仕草や行動が見られます。飼い主はこれらのサインを見逃さず、愛犬の心の状態に気づいてあげることが大切です。以下に、犬が自信を失ったときのサインを5つご紹介します。

1.尻尾を下げる

尻尾は、犬の様々な感情を表します。犬の尻尾が高い位置にあるときは、自信があるときです。反対に自信がないときは、尻尾の位置は低くなります。

また、犬が尻尾を下げるのは不安や恐怖の表れでもあります。尻尾を後ろ足の間に挟み込んでいるときは、強い不安や恐怖を感じているサインです。犬は自信を失うと不安や恐怖を感じやすくなるため、尻尾を下げることが増えます。

2.目を合わせない

犬は、信頼する飼い主とよく目を合わせます。これは信頼と愛情の証です。しかし、自信を失うと、飼い主の目を見るのを避けたり視線をそらしたりして、目を合わせなくなることがあります。これは、自信を失ったことによる不安の表れと考えられます。

これまでよく目を合わせていた愛犬が急に目を合わせなくなった場合は、自信を失っているのかもしれません。

3.隠れる

犬が自信を失うと、不安や恐怖でいっぱいになってしまうことが少なくありません。そうすると自分の身を守ろうとする気持ちが強くなり、安全で落ち着ける場所に隠れることがあります。

ソファやベッドの下、クローゼットの中など、狭い場所を隠れ場所に選ぶことが多いです。犬が隠れてしまったときは無理に引っ張り出そうとせず、落ち着くまでそっと待つことが大切です。

4.よく吠える

自信を失った犬は不安や恐怖から警戒心が強くなり、よく吠えるようになることがあります。あまり吠えることのなかった愛犬が、ちょっとした物音にも反応して吠えるようになるのは、自信を失っている表れかもしれません。

このような場合は、たくさん褒めることを意識したり、トレーニングを通して成功体験を積ませたりして、愛犬の自信回復を促しましょう。そうすることで、徐々に吠えることが少なくなるでしょう。

5.食欲不振や体調不良

自信を失った状態は犬にとってストレスとなり、食欲不振を引き起こしたり、下痢や嘔吐などの体調不良を招いたりすることがあります。この場合も、犬の自信回復を促すことで食欲や体調が回復することが期待できます。

ただし、食欲不振や体調不良が数日続く場合は動物病院を受診し、病気が隠れていないか確認しましょう。体調不良の症状が激しい場合は、すぐに受診してください。

愛犬のプライドが崩壊してしまう飼い主のNG行為は?

叱られるパグ

飼い主の行動が愛犬の自信を失わせ、プライドを崩壊させてしまうことがあるので注意が必要です。以下に、愛犬のプライドが崩壊してしまう飼い主のNG行為を4つご紹介します。

1.叱ってばかりいる

犬は叱られてばかりいると、次第に自信を失っていきます。その結果、プライドが崩壊してしまうこともあります。犬は褒められることに喜びや幸せを感じ、褒められるたびに自信をつけていきます。

愛犬を叱らなくてはいけない場面もあると思いますが、叱ってばかりにならないように注意しましょう。ぜひ愛犬のよい行動に目を向けて、たくさん褒めてあげてください。それが愛犬の自信を育むことになります。

2.体罰を与える、怒鳴る

犬を叱るときに、体罰を与えたり怒鳴ったりすると、犬は強い恐怖を感じます。その精神的ダメージは大きく、犬から自信を奪ってしまうこともあります。たった1回の体罰が、愛犬のプライドを崩壊させてしまうかもしれません。

また、体罰や怒鳴ることは愛犬との信頼関係を損ないます。愛犬との信頼関係を保ち、愛犬のプライドを守るためにも、体罰を与えたり怒鳴ったりするのは絶対にやめましょう。

犬を叱るときは、よくない行動をした直後に「ダメ」「ノー」「イケナイ」などと一言、低いトーンで言えば伝わります。

3.無理な要求をする

犬に無理な要求をすると、プライドが崩壊する可能性があります。例えば、十分なトレーニングをせずに難しい指示に従わせようとすると、犬は失敗を繰り返すことになり、成功体験が得られず自信を失います。その結果、プライドが崩壊してしまうのです。

トレーニングは愛犬の年齢や体力、性格などを考慮して無理のない範囲で行いながら、成功体験を積み重ねることが大切です。

それによって愛犬は自信が持てるようになり、プライドを保つことができます。また、やる気を持ってトレーニングに取り組むこともできます。

4.無関心な態度を取る

犬は飼い主に愛されていると感じることで、自分に自信を持つことができます。しかし、飼い主の無関心な態度は犬に愛情不足を感じさせ、自信を失わせる原因になります。

愛犬がよい行動をしても褒めない、甘えてきても無視をするといった無関心な態度を取り続けると、愛犬のプライドが崩壊するかもしれません。

長く一緒にいると愛犬への関心が薄れてしまいがちですが、愛犬が何歳になっても関心を示し、愛情を伝え続けましょう。

まとめ

不安げなポメラニアン

犬も自信を失ってしまうことがあり、そのサインとして以下のような仕草や行動が見られます。

  • 尻尾を下げる
  • 目を合わせない
  • 隠れる
  • よく吠える
  • 食欲不振や体調不良

愛犬がこれらのサインを見せたら、飼い主はたくさん褒めたり、成功体験を積ませたりして、自信回復のサポートをしてあげましょう。

また、飼い主が愛犬の自信を失わせ、プライドを崩壊させることがないように、

  • 叱ってばかりいる
  • 体罰を与える、怒鳴る
  • 無理な要求をする
  • 無関心な態度をとる

といったNG行為は避けましょう。

関連記事

犬が飼い主に『文句』を言っている時にする態度や仕草5選
『動くぬいぐるみ…?』手のひらサイズの犬が『初めてのお風呂』に入った結果…悶絶級の光景が36万再生「声出ちゃうの可愛い」「湯船でかw」
『犬の幼稚園』を楽しみにしている大型犬…お友達との『登園の一部始終』が可愛すぎると10万再生「しっぽ取れちゃいそうw」「嬉しさ溢れてる」
犬2匹が『キャリーバッグに入る練習』をした結果…完全に想定外な『仲良しすぎる行動』が可愛いと80万再生「一緒がいいー!って言ってるw」
大型犬がお姉ちゃんに『置いていかないで』と訴えた結果…わかりやすい『引き止め方』が80万再生「表情が人間w」「一生外出れなくなるな」

  1. 【速報】「晴海フラッグ」前の柵に無断でキーボックス設置などの疑い 「管理組合が厳しく敷地内の設置難しい」不動産会社社長を書類送検 内見の時間短縮狙いか 警視庁
  2. 「抵抗しなさそうな小柄な女の子を探していた」加古川女児殺害事件で再逮捕へ 別の女児刺傷事件で逮捕の男(45)
  3. 「地震はおなかいっぱい」石川県能登地方で最大震度5弱を観測する地震 被災地では不安と諦めの声
  4. 札幌・ススキノの爆発火災 火をつけたとみられる40代男性と従業員の20代女性の間で交際をめぐるトラブルか
  5. 【星野真里】長女・ふうかさんと原宿デート 街での車椅子で試行錯誤…助けを求めることも「人としてかなりの進化です」【先天性ミオパチー】
  6. 「日本の味と違ってうまい」国際交流の一環で南米・ペルーの郷土料理が給食に 東京・渋谷区
  7. King Gnu ヒゲダン きゃりーぱみゅぱみゅ 藤井風 浅野忠信の作品に参加 特殊メイクアーティスト 快歩(KAIHO)の魅力
  8. メキシコ大統領 トランプ次期大統領の追加関税に報復関税の可能性を示唆
  9. 関東周辺で相次いだ一軒家を狙った強盗事件 逮捕されていたベトナム国籍の男2人が福島県南会津町での事件でも再逮捕
  10. 埼玉最大の繁華街「大宮南銀座」で客引きの一斉摘発 「女の子の店どうですか」と捜査員に声かけ現行犯逮捕 忘年会シーズン前に警察が注意呼びかけ
  11. 【ドランク塚地】“白内障”きょう手術 「再び綺麗に見えることを信じ」
  12. ベトナム人Gによるドラッグストアからの組織的な万引き 警視庁などが盗んだ商品を集めていたアジト4か所へ一斉に家宅捜索
×