「南海トラフ地震臨時情報」特別な注意の呼びかけ終了から2週間　南海トラフ沿いに特段の変化なし　日向灘では12日を最後に震度1以上の地震なし

「南海トラフ地震臨時情報・巨大地震注意」の発表に伴う特別な注意の呼びかけが今月15日に終わってから2週間が経過しましたが、南海トラフ地震の想定震源域では、その後も特段の変化は観測されず、気象庁は南海トラフ沿いでは、いつ巨大地震が発生してもおかしくないことを気に留めて、日頃からの地震への備えを続けてほしいとしています。

気象庁によりますと、日向灘では、今月8日に宮崎県日南市で最大震度6弱を観測するマグニチュード7.1の大地震が発生した後、数日間は地震活動が活発でしたが、今月12日を最後に震度1以上の地震は起きていないということです。

気象庁は南海トラフ地震の想定震源域では、特段の変化を示すような地震活動や地殻変動は観測されていないとしていますが、南海トラフ沿いでは、いつ巨大地震が発生してもおかしくないことを気に留めて、日頃からの地震への備えを続けるよう呼びかけています。