どうせ愛犬を迎えるなら、「賢い犬種」が良いと考えている人もいるかもしれません。そこで今回は、「賢い犬種」のランキングトップ5について解説します。
️「賢い犬種」ランキングトップ5
現在日本では、さまざまな犬種の犬を飼うご家庭が増えています。同時に、「これから犬をお迎えしたい」という方も増えているのではないでしょうか。
そこで今回は、「賢い犬種」のランキングトップ5を紹介します。愛犬をお迎えしたいときの参考にしてくださいね。
1.ボーダーコリー
トップを飾るボーダーコリーは、もはや賢い犬の代名詞とも言って良いでしょう。牧羊犬として羊の群れを意のままに操るさまはもはや職人技としか言いようがありません。
ちなみに、ボーダーコリーの「ボーダー」とは、原産地がイングランドとスコットランドの「国境」付近であることに由来します。
実は当初は羊ではなく、トナカイを追うための牧畜犬だったという歴史もとても興味深いですね。
2.トイプードル
日本で圧倒的な人気を誇るトイプードルですが、実は可愛さだけでなく賢さもトップクラスだということは意外に知られていません。
人間の言葉を覚える能力も高く、しつけの飲み込みも速いため、トイプードルの訓練性能はピカイチです。
トイプードルの衰えない人気の理由は、ぬいぐるみのような愛らしさや日本の住宅事情にマッチしたサイズ感だけでなく、賢さゆえの飼いやすさにもあるのかもしれません。
3.ジャーマン・シェパード・ドッグ
ジャーマン・シェパード・ドッグといえば警察犬。
実は警察犬になれる犬種は警察犬協会によって決められており、日本では7犬種が指定されていますが、その中でも最も適性が高いとされているのがシェパードです。
しかし、実はシェパードはもともとは牧羊犬でした。その後、ドイツ軍が軍用犬として使役しはじめたことがきっかけで、警察犬や麻薬探知犬といったさまざまな役務を負うようになったのです。
4.ゴールデンレトリバー
つややかで優雅な毛並みと優しい顔立ちが印象的なゴールデンレトリバーもとても賢い犬種の1つ。
近縁種であるラブラドールレトリバーが盲導犬や介助犬としてよく知られているため、少し陰に隠れがちではあります。しかし、ゴールデンレトリバーもラブラドールレトリバーに並んで、あるいはそれ以上に学習能力の高い犬種なのです。
5.ドーベルマン
獰猛な番犬のイメージが強いドーベルマン。トゲトゲの首輪をした凛々しい姿を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
ドーベルマンはもともと、ドイツの税金徴収官が多額の現金を持ち歩く際の警備犬として生み出した品種です。警備犬として生み出されただけあり、とても知能が高く俊敏でその体躯から「犬のサラブレッド」とも呼ばれています。
️知能が高い犬を迎える注意点
「賢い犬種ならしつけも簡単だし楽だろう」と考えてしまいがちですが、実はその油断は危険です。
特に、愛犬と暮らしたことのない初心者が知能の高い犬種を飼う場合には、特に注意が必要になります。犬が賢いゆえに、人間の方がナメられてしまうリスクがあるからです。
賢い犬種の愛犬を相手にする場合には、飼い主さんが常に毅然とした態度をとることで「この人の言うことは信頼できる」と思わせられるかどうかがポイントになります。
愛犬の要求吠えやワガママにすぐに屈して要求に応えてしまったり、気分次第でコロコロと態度を変えていたりすると信頼を得ることができず、関係性を築けません。「ダメなことはダメ」の姿勢をしっかり見せることが大切です。
️まとめ
今回は、「賢い犬種」のランキングトップ5を紹介しました。
しかし、あくまで「賢い子が多い傾向のある犬種」であり、実際の賢さは個体によってさまざまであることを忘れてはいけません。
また、愛犬の賢さを伸ばして育てるか、賢さに翻弄されてしまうかも飼い主さん次第。どんな子を迎えるにしても、覚悟を持ってしつけに励む必要があることに変わりはありません。
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