飼い主の緊急入院により置き去りにされた犬は、憤りを感じるほど汚物まみれのひどすぎる状態…。本来の愛らしい姿を取り戻す光景には感動の声が集まりました。
「どうしてこんな状態に…」そんな声が寄せられるほど、衝撃的な姿のワンコが保護されました。YouTubeチャンネル「アニマルレスキュー Miki Japan」に投稿されたのは、そんなワンコが本来の姿と笑顔を取り戻すまでの物語です。
動画は記事執筆時点で2.4万回再生を突破し「酷すぎる…」「ショッキングな姿に泣いてしまう」「残りの犬生に暖かな光が当たりますように!」といった声が寄せられています。
自宅に置き去りになっていた空くん
『殺処分ゼロ』を掲げ、1匹でも多くの命を救うため活動している非営利団体の投稿主さん。今回保護したのはミニチュアダックスフンドの「空(そら)」くん。飼い主の緊急入院により自宅に置き去りになっていたそうです。
空くんは汚物まみれの暗い部屋にいたところを保護されました。皮膚は鎧のように固まり歯はボロボロ…爪は肉球に突き刺さってしまう寸前まで伸びきっており、健康状態はかなり悪かったといいます。
『飼い主様にお返しすることは空くんのためにならない』と判断し、飼育放棄の書類を受け取り投稿主さんが正式に引き取りました。
きめ細やかなケアで心身の回復!
保護した翌日にさっそくトリミングです。ガチガチに固まった毛をバリカンで刈り、いつぶりか分からないシャンプーをした空くんは本来の愛らしいお姿に…!体は見違えるほどキレイになった空くんですが、人に近づかず警戒心は強いままだったそうです。
保護当時10歳だったという空くん、もしかすると耳が聞こえないのかと疑うほどコミュニケーションが取れなかったといいます。そんな中でも投稿主さんは献身的に日々のお世話をし、空くんの様子を見守っていました。
これからの幸せを願うばかり…!
投稿主さんの愛情が伝わり、空くんは尻尾を振りながら甘える仕草まで見せるように。膝に乗り嬉しそうな笑顔をする空くんを見ると、心身ともに元気になった様子が窺えて投稿主さんの喜びもひとしおです。
突然ひとりになった寂しさや不安を乗り越えた空くん、素敵な犬生が遅れることを願ってやみません…!
投稿には「酷すぎる…」「もう少しなんとかならなかったのか」といった強い憤りの声のほか、「元気になって本当によかった」「素敵な未来がやってきますように」「生き生きしている空くんに涙がでます」といった声も多く寄せられました。
YouTubeチャンネル「アニマルレスキュー Miki Japan」には、他にも数々のレスキュー記録が投稿されています。保護活動の現状もぜひご覧ください。
写真・動画提供:YouTubeチャンネル「アニマルレスキュー Miki Japan」さま
執筆:anrai0419
編集:わんちゃんホンポニュース編集部
※本記事は投稿者さまの許可を得て掲載しております
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