犬が自分の手足を噛んでしまう4つの原因とは 注意すべきポイント、やめさせる方法まで解説

2024-10-19 11:00

犬が自分の手足を噛んでしまうのには、様々な理由があります。注意しておきたいポイントややめさせる方法を解説するので、愛犬に気になる様子がある場合はぜひ参考にしてください。

犬が自分の手足を噛む理由や原因

自分の足を噛んでいる犬

犬が自分の手足を噛んでしまうことがあります。その行為に及ぶには、実は様々な理由が存在します。

飼い主としてやめさせたい場合、まずはその理由や原因を知ることが大切です。

そこで今回は、犬が自分の手足を噛んでしまう原因について解説します。正しい原因を探って適切な対応を心掛けましょう。

1.痛みやかゆみがある

犬が自分の足を噛んでいるときに、まず確認したいのが、「足に痛みやかゆみなどの異常が起きていないか」ということです。

基本的に犬は「裸足」の状態で散歩などもしているため、足裏に傷ができたり指の間が蒸れて炎症を起こしたりと、足元にトラブルが起こりやすいと考えられます。

そのような違和感を気にして、自分の足を噛んだりなめたりする犬は多いので、突然そのような様子が見られたら、愛犬の足の状態をしっかりと確認してみてください。

ちょっとした傷や炎症でも、犬が自分で噛んでいるうちにさらに状態が悪くなってしまうことも多いので、身体的トラブルがある場合は早めの対応が必要です。

2.不安やストレスを感じている

傷などの異常がないのに、自分の足を長い時間噛んでいる場合は、精神的なトラブルが原因となっていることが考えられます。

特に不安やストレスを感じているとき、犬は自分の足を延々となめたり噛んだりすることがあります。これは「自傷行為」や「常同行動」として考えられていて、ストレスや不安の原因そのものを解消しなければ、根本的な解決になりません。

飼い主さんとのコミュニケーション不足や環境の変化などが原因となることが多いので、犬が自分の足を噛むことが増えたら、生活を見直してみてください。

3.飼い主さんの気を引きたい

犬が自分の足を噛んだりなめたりしていると、飼い主さんは気になってしまうことが多いと思います。

やめさせようとして声をかけたり、抱き上げたりすることもあるかもしれませんが、それが原因で余計に足を噛むようになってしまうことがあります。

足を噛んでいるときに飼い主さんが自分のことを心配したり、かまってくれたりすることを犬が学習すると、気を引くためにわざとそのような行動をするようになるのです。

4.暇つぶし

犬は、特に理由なく自分の足を噛むことがあります。退屈なときや手持無沙汰になっているとき、なんとなく目の前にある足を噛んだり舐めたりするのです。

そのような行動が時々であったり短時間であったりする場合は、基本的に問題視する必要はありません。

愛犬が噛む行動に執着したり、皮膚が赤くなったりしていなければ、様子見していていいでしょう。

犬が手足を噛むのをやめさせる方法

青い包帯を巻かれている犬

愛犬が自分の足を噛んでいることが気になったときは、足に異常がないか確認しましょう。

まず、足裏に傷がないか、指の間に何か挟まっていたり刺さったりしていないかを目視で確認してみてください。その後、足先を軽く握ったり関節を動かしたりして、嫌がる様子がないかチェックしましょう。

少しでも異変があれば、動物病院を受診してできるだけ早く対処してもらってください。

身体的に異常がなさそうであれば、ストレスの心理的な要因の可能性を考えましょう。

飼い主さんが忙しく過ごしていて、運動やスキンシップが不足していないか、生活環境に大きな変化がないかなどを見直して改善を目指してください。

足を噛んでいるときに、叱ったり強制的にやめさせたりすると、逆効果となってさらに犬のストレスが増加してしまう可能性があります。

ほかの行動に促して自然とやめさせるようにしたり、エリザベスカラーや包帯などを利用して物理的に噛めないようにしたりするといいでしょう。

まとめ

足先を噛んでいる犬

犬が自分の足を噛んだり舐めたりすることは、決してめずらしいことではなく、多くの犬に見られる行動だと思います。

短時間であれば特に問題視する必要はありませんが、頻繁におこなっているようであれば、身体的または精神的なトラブルが起きている可能性があります。

足のチェックをするとともに、愛犬への接し方や生活環境を見直して、根本的な解消ができるようにしましょう。

関連記事

愛犬を長生きさせる10の秘訣!
犬をスマホで撮る時に絶対してはいけないNG行為4選
超大型犬のシャンプーをした当日…衝撃の『変わり果てた姿』が絶望的すぎると37万再生「大惨事で草」「申し訳なさそうで笑うw」同情と共感の声
犬が寒いと感じる温度は何度?秋冬の適切な温度や対策方法について
犬が飼い主に体をこすりつけるときの心理とは?状況から考えられる病気も

  1. 知人女性の自宅にアダルトグッズや成人雑誌を複数回送りつけたか キャンプ場経営者の69歳の男逮捕 栃木県
  2. プリンセス駅伝 区間エントリー発表、パリ五輪代表の三井住友・樺沢は6区、安藤友香は新天地のしまむらでデビュー戦
  3. 視聴者の声~終了した“夏ドラマ”に多くの惜しむ声~【調査情報デジタル】
  4. 【星野真里】長女・ふうかさんの電動車椅子「思い入れが強すぎて」成長に合わせて改造か新調を悩み中【先天性ミオパチー】
  5. ウクライナ外相「ロシアは北朝鮮の兵士を使い捨てにしようとしている」
  6. 『保護色の猫を探せ!』クイズを出題してみた結果…全然見つからない姿に悔しがる人続出「中級がわからんかった」「正解見て爆笑」
  7. 北朝鮮国防省報道官「平壌で墜落した無人機発見、韓国軍配備の機種」「平壌でのビラ散布に利用された可能性が高い」
  8. 大敗のド軍ロバーツ監督、大谷翔平の“先制逃し”に「相手は勢いをつけた」「本塁を狙わないといけなかった」
  9. TOEIC Program IIBC I’m Omotenable! プロジェクト in 鎌倉で英語に触れる楽しさを実感! もっと英語で話したいと想わせる実証実験 by 国際ビジネスコミュニケーション協会
  10. 91歳の現役サックス奏者“世界のナベサダ”渡辺貞夫さんに独占密着 「ライブが一番励み」年を重ねたからこそ見えるようになったこと【news23】
  1. 首都高湾岸線で乗用車6台とトラック1台の事故 「メーターに気をとられ」… 13人けが、うち1人が心肺停止、2人重傷
  2. 大敗のド軍ロバーツ監督、大谷翔平の“先制逃し”に「相手は勢いをつけた」「本塁を狙わないといけなかった」
  3. ヤンキース 大接戦制し15年ぶりWS進出に王手!9回に勝ち越し、スタントン2戦連発3ラン、ド軍とWS対戦ならば43年ぶり
  4. 全国的に雨が降り、雷を伴うところも 前線通過後は気温が急降下で服装選びに注意を
  5. 【長谷川京子】「体調を崩すとメンタルが落ちて」回復への日常を披露「皆さんはどうしてますか?」問いかけにフォロワー反応
  6. 視聴者の声~終了した“夏ドラマ”に多くの惜しむ声~【調査情報デジタル】
  7. 【星野真里】長女・ふうかさんの電動車椅子「思い入れが強すぎて」成長に合わせて改造か新調を悩み中【先天性ミオパチー】
  8. 91歳の現役サックス奏者“世界のナベサダ”渡辺貞夫さんに独占密着 「ライブが一番励み」年を重ねたからこそ見えるようになったこと【news23】
  9. ウクライナ外相「ロシアは北朝鮮の兵士を使い捨てにしようとしている」
  10. 【YOSHIKI】20日に「三度目の頚椎手術後、初の生出演」米LAより自身の公式チャンネルで "ファンとの直接会話も"
  11. 北村総一朗さん 西田敏行さんを追悼「忘れる事ができません。かえして下さい」
  12. 立教大1位で3年連続箱根切符獲得!2位には専修大、11位の東京農業大は1秒差で涙飲む【第101回箱根駅伝予選会】
×