「グミの魅力と可能性について」 日本グミ協会あいうえお会長が中学生に向けた“グミの特別授業”を実施

2024-10-26 08:00
「グミの魅力と可能性について」 日本グミ協会あいうえお会長が中学生に向けた“グミの特別授業”を実施

チョコレートやガムと並び、今や定番お菓子の仲間入りを果たしたグミ。味や色、形、弾力にこれといった決まりがあるわけではないからか、スーパーやコンビニのお菓子売り場には実に様々な種類が置かれ、選ぶ楽しさがあることも人気の理由のひとつかもしれない。そんなグミに記念日があるのをご存じだろうか。勘のいい人ならすぐに気がつくだろうが、それは9(グ)月3(ミ)日(3月9日「裏グミの日」もあり)。そして、この夏休み明けの9月3日「グミの日」に向けて、新学期を迎える学生間のコミュニケーションを活性化させる『学生グミニケーション活性化プロジェクト』を立ち上げた日本グミ協会とグミを取り扱う国内関連企業からなるGUMMITが、「グミの日」の翌日9月4日に特別授業を実施した。

グミがコミュニケーションのきっかけを作る“グミニケーション”

『学生グミニケーション活性化プロジェクト』の一環として、日本グミ協会の会長あいうえおさんが“グミの特別授業”を実施したのは角川ドワンゴ学園N中等部。授業の中では「グミの歴史」や「近年のグミブーム」、「流行のグミの特徴」などを実例を用いて紐解きながらグミの魅力が伝えられ、さらにグミを通して仲良くなったり、繋がりを作る“グミニケーション”についても話が及んだ。グミニケーションとは、グミを交換してみる・グミきっかけで会話が盛り上がる、というコミュニケーションのこと。実際に一袋のグミが配られた生徒たちは早速グミ交換を行い、教室は大盛り上がり。それぞれのグミの味や食感、パッケージデザインなどを話のきっかけとして会話が生まれていた。

あいうえおさんの話に真剣に聞き入る生徒たち。

近年のグミブームはどうして起こったのか? あいうえおさんインタビュー

■まずは今回授業を実施した理由を教えてください。
課題解決型学習において「10代をターゲットとしたグミの新商品を企画し、提案する」というテーマから、生徒のグミの解像度を高めるため授業をしてほしいと依頼をいただいたのが授業を実施したきっかけです。そこで、グミの魅力と可能性を基軸に授業内容を考え、限られた時間の中で取り扱うべきことをまとめました。

■おひさしグミ意外にもどんなグミニケーションがありますか?
グミは味も形も弾力も決まりがない自由なお菓子で、進化が止まらない状況です。グミを通して「どんなグミが好き?」や「一粒食べてみる?」などコミュニケーションのきっかけがうまれやすいお菓子だと思います。

■今若者にグミが人気なワケを教えてください。
近年すべての世代においてインターネット利用時間が増加しており、特に若年層はテレビや新聞よりネットを利用する傾向が強くなっています。グミはカラフルな見た目、ユニークな形、触りたくなる弾力性など、SNS映えする要素を兼ね備えています。コロナでSNSが以前よりも浸透して、特にTikTokやYouTubeなどでグミが取り上げられることが多くなってからはグミ市場がますます拡大してきています。

■グミニケーションを活用したグミテクニックなどありますか?
おすすめグミを聞かれた時に血液型ごとに回答しています。
A型:失敗したくないA型には日本での売り上げTOP商品、ピュレグミ・果汁グミなど
B型:流行りもの好きのB型には新作、つぶグミ濃厚柑橘・コロロクラウンメロンなど
O型:気を使えるO型はシェアしやすいアソートタイプ、つぶグミ・コグミなど
AB型:人とは違うセンスの持ち主AB型には珍しいグミ、天使のグミ・キラふわグミなど
一旦選択肢を提示してから相手の好みを聞き、ベストなおすすめグミを探ります。

■今後の授業の予定はありますか?
いまのところ予定しているものはありませんが、今回の授業を通してグミは食べるだけではなく、思考を深めたり、コミュニケーションツールにもなることを実感したので、また機会があれば授業を行いたいです。

「グミは最近発明された、まったく新しいお菓子」と高を括る記者は、今回の取材を機にグミについてちょっと調べてみた。

そこでわかったのは、
●グミはドイツ語で「噛む」を意味し、子どもの噛む力を強くするためにドイツの菓子メーカー・ハリボー社が発売したのが最初。
●その年は1922年(その頃日本は大正11年)。

そう、グミは最近誕生したのではなく100年以上もの歴史があるお菓子だったのだ。そして日本初の国産グミは1980年(昭和55年)発売の明治「コーラアップ」で、最初はベタつきをカバーするためにオブラートに包まれていた。と、ここまで調べたところで「あっ、コーラアップ食べたことある」と思い出した。たしかオブラートを外そうとして、手をベタベタにしながら食べていたっけ。つまり、日本におけるグミの歴史は思いのほか長く、来年には45周年を迎えるのだ。そして今や、学校での授業のテーマとして取り上げられるまでに深く日本で浸透したのだと思うと、実に感慨深いではないか。爆発的に人気が出たのがたとえSNSの影響だろうと、実際に食べるのはリアルな自分。見た目だけでなく、味や食感が日本で気に入られたのが人気を決定づけたのではなかろうか。実は記者も、50代半ばにしてグミにハマっているひとり。硬めのハードグミがお気に入りで、スーパーのお菓子売り場で「ハードグミ」と書かれているパッケージを目にしたら買わずにはいられない日々を送っている。ただ、グミを食べる上で記者にはひとつ大きな問題が。それは奥歯に埋めた銀歯が外れやすいこと。高い技術力をもつ日本の菓子メーカーから歯につかないグミが発売されないかと真剣に願っている。

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