保護した犬は、極端に怖がりな性格でした。家族との距離を少しずつ縮めていく姿が感動的すぎると話題です。
今回ご紹介するのは、Instagramアカウント「thia.rila」に投稿された1本の動画です。動画は3万3000回以上も再生され、「とても素敵で胸がジーンとしてしまいました」「とても心が暖かくなりました」「尊い行動とお気持ちに頭が下がります」など、多くのコメントが寄せられ話題になっています。
全てのものが怖い保護犬
動画の主役である『りら』ちゃんは、繫殖犬として生きてきた過去を持つわんこです。りらちゃんを家族として引き取った飼い主さんは、これまでの軌跡を動画にまとめて紹介しました。
飼い主さんによると、りらちゃんはとても臆病な性格だったのだそう。家に来た当初はなかなかケージから出ようとせず、ケージの隅でうずくまって過ごしていたといいます。時間とともにリビングへと出てくるようになったりらちゃんですが、突然不安になってケージに戻ってしまうなど、恐怖心はなかなか和らぐことがありませんでした。
徐々に縮まる距離
そんなりらちゃんでしたが、徐々に心を開いた相手がいたといいます。それは先住犬の『ティア』ちゃん。2匹は少しずつ距離を縮め、りらちゃんもティアちゃんのそばに行って寝ることが増えたそうです。
ティアちゃんの存在が支えになり、りらちゃんは家の中の好きな場所でいつでも寝られるようになりました。家の中は安心できると理解したからでしょう。そしてさらに、「家族の帰りを待つ」という嬉しい姿まで見せてくれるようになったのです。
3年8ヶ月後の姿に涙…
そして時はたち、りらちゃんが家族になってから3年8ヶ月後…。そこには、あふれんばかりの笑顔で家族の元へと駆け寄ってくるりらちゃんの姿がありました。その隣にはティアちゃんの姿も…。
初めて会ったときガリガリに痩せていたというりらちゃんも、よく食べよく寝たおかげでふくよかに。今では、仰向けで舌を出すというリラックスしきった表情で寝ている姿も見られるのだそう。
ティアちゃんとともに、幸せな日々を過ごせるようになったりらちゃん。小さな成功の積み重ねが、家族との距離を縮めてくれたのでしょうね。
りらちゃんの現在の姿には「幸せになれて本当に良かった」「一歩一歩進んでいく姿を見れるのは嬉しい事ですよね」「永遠に幸せで健康でありますように」などのコメントが寄せられています。
今も変わらずティアちゃん&りらちゃんと幸せに暮らしている飼い主さん。保護犬との暮らしの経験を活かし、現在は保護犬を預かるボランティアもしているのだとか!そんなご家族の日常はInstagramアカウント「thia.rila」の他の投稿からチェックすることができます!
写真・動画提供:Instagramアカウント「thia.rila」さま
執筆:小泉 あめ
編集:わんちゃんホンポニュース編集部
※本記事は投稿者さまの許可を得て掲載しております。
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