犬の『認知症』とは?病気が進行する5つの生活習慣や治療法についても解説

2024-11-04 12:00

犬の平均寿命が延びるにつれて、犬の認知症への関心度が高まっています。犬の認知症は、どのような症状が現れるのでしょうか。今回は犬の『認知症』の基礎知識やリスクが高まる生活習慣、治療法について解説します。

犬の認知症とは

横になるシニア犬

犬の認知症は、人間の認知症と同様に脳神経細胞や自律神経機能が低下することによって、今までできていたことができなくなったり異常な行動が増えたりする病気です。

犬の認知症は10歳を超えたあたりから少しずつ増え、13歳〜14歳頃に急増する傾向が見られます。主な症状として、徘徊や夜鳴き、自分や家族のこと、今いる場所、無関心、無気力状態、性格の変化などが見られることが多く、戸惑う飼い主も少なくありません。

10歳を超えたあたりから少しずつ生活習慣の改善に取り組むことで、予防につながりやすいといわれているので、シニア犬の飼い主は意識的に認知症を予防する生活習慣を取り入れましょう。

犬の認知症が進行する5つの生活習慣

ぼんやりするシニア犬

どのような生活習慣を続けていると、犬の認知症が進行してしまうのでしょうか。

1.毎日同じ単調な生活を送っている

毎日同じようなルーティン、同じ生活リズム、同じ行動を繰り返すような単調な生活を送っていると、脳に刺激が与えられず、認知症を進行させるリスクが高まります。

毎日ルーティンを意図的に変えてみたり、散歩するルートを変更したり、時には訪れたことのない場所へ連れて行ったり、他の犬や人と触れ合ってみるなど、新たな刺激を受けられるような生活を意識してみましょう。

2.外に出る時間が少ない

高齢犬になると、外に出してしまうと健康に悪影響なのでは、と心配する飼い主も少なくありません。しかし、外に出る時間が少ないと、受けられる刺激が減り、なおかつ日光に当たる時間減るため、認知症が進行しやすくなります。

自力で歩く距離が短くなっても構いません。難しい場合はドッグバギーなどを使い、外の空気や日光を浴びるだけでも良い刺激になります。

3.高齢だからと運動量を極端に減らしてしまう

寝そべるシニア犬

高齢犬に激しい運動や体力を消耗し過ぎる運動を無理にさせるのは、体に負担をかけてしまいます。しかし、だからと言って全く運動をさせていないと筋力が衰え、脳の活性化の妨げにもなり、さまざまな悪影響を及ぼしかねません。

認知症のリスクも上がってしまうので、愛犬の体調や健康状態と相談しながら、適度な運動は毎日行うようにしましょう。天気の悪い日は、室内で軽く歩き回ったり、おもちゃを使って無理なく遊ぶだけでも運動になります。

4.飼い主や家族とのコミュニケーションが少ない

飼い主や家族とのコミュニケーションが少ないご家庭で暮らす犬も認知症のリスクが高まることが判明しています。飼い主や家族との遊びやスキンシップ、声かけなどは、犬の脳を活性化させる1つの要素だからです。

例えば、毎日留守番時間が長く、1匹で過ごしてばかりの犬は、外部からの刺激が全くない時間が極端に長いため、認知症のリスクが上がってしまいます。犬が高齢期に入ったら、なるべくコミュニケーションを増やすように心がけてください。

5.昼寝をさせすぎてしまう

日中に昼寝をさせすぎてしまうと、夜に眠れなくなってしまいます。特に高齢犬は日中、留守番しているときは常に寝ている犬も多いため、昼夜逆転しがちです。

昼夜逆転は認知症の症状の1つとして多くみられます。昼夜逆転することで、自律神経の乱れなどによる認知症の悪化に伴い、夜鳴きや徘徊といった行動が増えるようになることも。

犬の認知症は治療できるの?

食事を与えられるシニア犬

現在、犬の認知症を治す有効な治療法は確立されていません。食事療法や薬の処方で症状の緩和を試みることはできますが、根本的な治療は難しいといわれています。

犬の認知症を未然に防いだり、これ以上症状が悪化しないようにするためには、生活習慣の改善が最も有効です。

早寝早起きを意識した生活リズムや、単調にならないよう適度な刺激を受けられるような日課を取り入れるなど、愛犬の脳を活性化させるような生活スタイルを意識してみてください。

運動に関しては健康状態を考慮する必要があるので、かかりつけの動物病院で相談することをおすすめします。

まとめ

外を散歩するシニア犬と女性

犬の認知症は一度発症してしまうと完治することは難しいのが現状です。認知症にならないよう未然に防いだり、発症したとしても症状が進行しないよう食い止めるためにも、愛犬がシニア期に入ったら生活習慣を見直しましょう。

関連記事

犬と一緒にお風呂に入っていたら…想定外な『最強の守護者』がシュール過ぎると3万1000いいね「憑いてるw」「強者すぎて草」と爆笑の声
『こんなにも怯えていたワンコが…』心を閉ざした元野犬…家族に迎えてから『6ヶ月後の姿』が泣けると5万再生「違う犬かと思った」「心から尊敬」
犬が目を合わせない行動には理由があった!目をそらす3つの意味
犬の鳴き声がもつ意味とは?犬の気持ちを理解してしつけや騒音対策に生かそう
トリミング中の大型犬と目が合った結果…まさかの『切なすぎる表情』が114万表示「雪舞ってるの草」「耳ぺったんこで可愛すぎるww」と絶賛

  1. 地下43mの星空観賞会 「地下調節池」でプラネタリウム楽しみながら豪雨対策を学ぶイベント 東京都
  2. 【 齊藤京子 】「まさかパリで歌う日が来るなんて」 カンヌ映画祭プレミア部門出品作品「恋愛裁判」をパリで上映
  3. 米・司法省 ミネソタ州知事とミネアポリス市長に召喚状発出の方針 移民当局の取り締まりに対する住民の抗議活動続く中
  4. 犬が結婚式で『リングドッグ』をした結果→指輪を届けるだけかと思いきや…『最高のおもてなし』に絶賛「可愛くてニヤける」「素敵」と26万再生
  5. お留守番中のハスキー犬3匹→ふと見守りカメラを覗いてみたら…悲酸すぎる『衝撃の光景』に1万いいね集まる「大惨事で草」「初めて見たww」
  6. 東京スカイツリータウンで、いちご詰め放題・早食い大会を体験! 今年で7回目の「いちごフェア」をレポート
  7. 立憲・公明の新党「中道改革連合」の政策は?政界再編は? 「ずいぶん左寄り」 与党からは“選挙目当て”批判も【news23】
  8. 【小柳ルミ子】亡き愛犬の追悼歌をレコーディング「泣いて 歌えなくなり 何度も 何度も 歌いました」
  9. 山手線など8時間以上運転見合わせ 出勤時間を直撃し67万人以上に影響 空調停止で体調不良者も 「窓ガラスも人の熱さで曇った」【news23】
  10. 【 超特急・リョウガ 】「破産するんだ...」タイのライブ帰りに携帯代「6500万円請求されてた」と激白
  1. 「投げないと息子が助からないと思った」母親(42)が2階から生後8か月乳児を投げ落とす 女は精神疾患で通院か 大阪
  2. 【 超特急・リョウガ 】「破産するんだ...」タイのライブ帰りに携帯代「6500万円請求されてた」と激白
  3. 山手線など8時間以上運転見合わせ 出勤時間を直撃し67万人以上に影響 空調停止で体調不良者も 「窓ガラスも人の熱さで曇った」【news23】
  4. 「生活保護を打ち切られた」立ち退き執行官ら2人殺傷事件 逮捕の男は去年7月時点で家賃40万ほど滞納か 東京・杉並区
  5. 女性を中華包丁で複数回切りつけか 中国籍の男(34)を逮捕 狙って襲った可能性も 千葉市
  6. プルデンシャル生命「エース級は神様みたいに崇められる」 約500人の顧客から“詐取”など計31億円 元社員が語る企業風土【news23】
  7. 岐阜で火事相次ぐ 関市の住宅で男女の遺体 10代の子ども2人と連絡取れず
  8. お留守番中のハスキー犬3匹→ふと見守りカメラを覗いてみたら…悲酸すぎる『衝撃の光景』に1万いいね集まる「大惨事で草」「初めて見たww」
  9. 【 白血病 】ネイボールさん 診察の結果を報告「正直に言うと、癌の数値は思ったほど減っていませんでした」
  10. 犬が結婚式で『リングドッグ』をした結果→指輪を届けるだけかと思いきや…『最高のおもてなし』に絶賛「可愛くてニヤける」「素敵」と26万再生
  11. 【 野中ここな 】反抗期の弟から連絡受け「写真集出して良かった」撮影地で父親と入れ違いになるハプニングも
  12. 天皇皇后両陛下と愛子さま 犠牲者に黙とう 阪神・淡路大震災から31年 上皇ご夫妻も発生時刻にあわせ