愛媛県警は11日、松山市内に住む中学3年の男子生徒(15)を、現行犯逮捕した。
首をつかむなどの暴行
県警によると、11日午前8時半ごろ、男子生徒は中学校の1階廊下で、男性教諭(40代)に対して、首をつかむなどの暴行を加えた疑い。
学校が「生徒が教師に暴力をふるっている」と110番通報。
生徒は、駆け付けた警察官に逮捕された。
「つかんだのは胸だ」
警察に調べに、生徒は「首はつかんでいない。つかんだのは胸だ」と容疑を一部否認。
なお、教諭は首に全治10日のけがを負った。
そのため、警察は『傷害容疑』への切り替えも視野に、捜査している。
『校内暴力』過去最多
文部科学省によると、2023年度、全国の小・中・高校での暴力発生件数は、108,987件で過去最多。
また、3年連続で増加中だ。
そのうち、教師に対する暴力は、13,043件。
中学校では、3,286件発生している。