16日、東京・シネマート新宿で、映画『他人は地獄だ』の公開記念舞台挨拶が開催された。
八村倫太郎(WATWING)、栁俊太郎、岡田結実、三浦健人、鈴木武、星耕介、そして児玉和土監督が登壇。
SNSでたくさん『おめでとう』
本作がついに公開された心境を尋ねられると、地方より上京してきたユウ役を演じた⼋村は「(今年の)5〜6月くらいに撮影してあっという間に公開になったので、僕はあまり実感がないですけど、SNSとかで『おめでとう』という声をたくさんいただいて、ようやく“公開になったんだな”って気持ちになりました」と吐露。
また、「もうちょっと時間が経ったら“ヤバい…。主演だ!”って実感が湧いてくると思うんですけど、今は久しぶりに監督やキャストのみなさんとお会いできて、今日みなさんが来てくださって嬉しいなという気持ちのほうが大きいですね」と率直な思いを語った。
混乱に巻き込まれていくキャラクター
自身の役柄の紹介を求められると、八村は「ユウは上京して(岡田演じる)メグという彼女がいて、その彼女のところに行って“追いつけ追い越せ”くらいの勢いで、東京で成功を目指して頑張るぞと意気込んでみたもののうまくいかず、とあるシェアハウスに流れ着き、混乱に巻き込まれていくキャラクターです」と説明。
栁は「キリシマはめちゃくちゃかわいらしい…」とコメントすると、八村から「違う!違う!違う!どこがっすか?」と突っ込まれたが、栁は「俺だよね、ヒロインって。ヒロインを演じさせていただきました」と続けて観客を笑わせた。
「お手洗いに行って紙がない…」
本作のキャッチコピーである“悪夢のシェアハウスへようこそ”にちなみ、自身の“悪夢と感じた出来事”について聞かれると、「多々ある」という八村。
「家だからよかったんですけど、お手洗いに行って紙がないことに気づきましたね。最悪でした。頑張って芯を…」と告白した。
さらに「紙という素材があればあるだけいいので、ちぎって…」と答え、それ以降、絶対にトイレットペーパーを切らせてはいけないと肝に銘じ、ネット通販で購入していることを明かした。
どんどん面白くなっていく
最後に八村は「ご覧になっていただけたらびっくりすると思います。前振りかの如く、(同舞台挨拶では)みんなボケまくっていましたが、初主演を務めさせていただいて、懐の大きなみなさんに支えられて乗り切れたと思っています」。
また「この作品が自分の初主演の作品でよかったなと心から思っていますし、怖いし、何よりも物語が最後にいくにつれてどんどん面白くなっていくので、激しい描写もあるんですけど、最後までゆっくり楽しんでください」とアピールした。
『他人は地獄だ』
11月15日(金) よりグランドシネマサンシャイン 池袋、イオンシネマほか全国公開中
©ヨンキ/LINE Digital Frontier・2024 映画「他⼈は地獄だ」製作委員会