『犬が気まずいと感じると表れる行動や仕草』についてまとめました。犬にも気まずさを感じる場面があり、行動や仕草によく表れます。愛犬が気まずさを感じているとき、飼い主にできることを解説します。
犬が気まずいと感じると表れる行動や仕草
1.チラッと見て目を逸らす
犬が気まずいと感じているとき、チラッと見て目を逸らすことがあります。
気になってチラッと見るのですが、相手と目が合いそうになると、サッと目を逸らします。気まずさから目を合わせることができないのでしょう。
犬が目を逸らすときは、犬を見ないようにしましょう。犬がチラチラとこちらを見て気にしている様子がうかがえるかもしれませんが、気にしていないフリをしてあげましょう。
「何~?どうしたの~?」と、わざと目を合わせようとすると、犬に強いストレスを与えてしまうことがあるため、やめましょう。
2.そーっとその場を離れる
犬が気まずいと感じているとき、そーっとその場を離れることがあります。
いそいそとではなく、“そーっと”であることがポイントです。相手を刺激することなく、相手に気づかれることなく、その場を離れたいのでしょう。
部屋を出て行くこともありますし、ケージやベッドに入ることもあります。カーテンの裏に隠れたり、家具の下に隠れたりすることもあります。
気まずさやストレスから逃れたいのでしょう。そのまま放ってあげることが配慮なのではないでしょうか。
3.身をかがめて上目遣いで見つめる
犬が気まずいと感じているとき、身をかがめて上目遣いで見つめることがあります。
気まずさだけではなく、不安や恐怖も感じられるような仕草です。身をかがめるのは、自分を小さく見せるため、相手を刺激しないためなのではないかと思います。
犬の目の前に立っているのであれば、その場でしゃがんであげましょう。人が立っている姿は、犬にとっては巨大で恐ろしい存在です。犬と同じ目線で接してあげると、気まずさが和らぐでしょう。
4.飼い主をチラ見する
犬が気まずいと感じているとき、飼い主をチラ見することがあります。
他人や他犬と接しているとき、愛犬が飼い主をチラ見するのは、気まずさから「助けて~」とサインを送っているのです。
一見、おとなしく撫でられているようにも見えるかもしれませんが、気まずさとストレスを感じている状況です。
「じゃあまたね~」と、なるべく早くその場を離れてあげることで、愛犬を気まずさとストレスから解放してあげることができるでしょう。
5.呼びかけに反応するけど近づいて来ない
犬が気まずいと感じているとき、呼びかけに反応するけど近づいて来ないことがあります。
飼い主が「おいで」「○○ちゃん」と呼びかけたとき、反応してこちらを見るものの、近づいては来ないのは、何か気まずいことがあるからです。
イタズラをし、物を壊してしまったのかもしれません。トイレが間に合わず、シートからはみ出してしまったのかもしれません。
“悪いことをしてしまった…”と、反省している仕草でもあると思います。厳しく叱るのではなく、悪い行動や失敗をさせないための対策を取るようにしましょう。
6.間に割って入る
犬が気まずいと感じているとき、間に割って入ることがあります。
家族が言い合いをしているときです。雰囲気の悪さから不安や緊張や恐怖を感じ、気まずさを解消したくて間に割って入るのです。「もうやめて?」と言っているのでしょう。
家族の言い合いや喧嘩は、愛犬に強いストレスを与えます。愛犬の気まずそうな雰囲気を察したら、その場で仲直りしましょうね。
仲直りしたところを見せると、愛犬も安心します。
まとめ
犬が気まずいと感じると表れる行動や仕草を6つ解説しました。
- チラッと見て目を逸らす
- そーっとその場を離れる
- 身をかがめて上目遣いで見つめる
- 飼い主をチラ見する
- 呼びかけに反応するけど近づいて来ない
- 間に割って入る
犬が気まずさを感じることには、不安・緊張・恐怖・ストレスが入り混じっています。
逃れたくて思わぬ行動を取ってしまうこともあるため、愛犬の行動や仕草から気まずさを感じ取ることができたときは、すぐに対応してあげましょう。
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