朝は波音と木々のせせらぎで目覚め、海岸沿いをお散歩。日当たりのいいバルコニーでうたた寝をし、夕暮れを背にロマンチックなディナー……。「休日は現実を忘れて、ラグジュアリーに過ごせる空間があったらいいなあ」と、一度はそんな夢を思い描いたことはありませんか?
そんな夢を現実のものに変えてくれそうな高級賃貸マンション「JOYLUXE THE RESIDENCE AKIYA」が、神奈川県横須賀市の秋谷・立石海岸エリアに誕生しました。
秋谷・立石海岸は、高級リゾート地で有名な逗子・葉山から南下した先にあるエリア。海や緑に囲まれた自然豊かなロケーションが魅力で、近年はここに別荘をかまえる芸能人や著名人も増えているという穴場スポットなのです。 そんな場所にあるリゾート型マンションには、いったいどんなデラックス空間が広がっているのでしょう? 現地を訪問し、現在公開中のモデルルームを拝見してきました。
機能面に優れたハイグレード空間でやすらぎの休日を
おじゃましたのは405号室。専有面積88.02㎡、1LDKにサービスルーム付きの住戸です。
玄関から長い廊下を抜けた先には、明るい日が差し込む22.8畳の広々としたリビングダイニングがお出迎え。キッチンとダイニング、リビングそれぞれの空間使いに、機能性の高さを感じられます。
キッチンは、コンロと冷蔵庫・調理器具などの置き場が壁側にまとまっていて、アイランドカウンターにはシンクが配置されています。コンロが壁際にあるので、調理による油ハネのお掃除も最小限に済みそうです。
アイランドカウンターはお料理をする時に広々と使える作業台にもなりますし、チェアをおけばダイニングテーブルにもなります。お酒を並べてカウンターバーっぽく使うのも、リゾート地ならではの楽しみ方かもしれませんね。
4人がけテーブルを置くのにも申し分ない、ゆったりした広さのダイニング。日中は窓から見える穏やかな海の景色を眺めながら、優雅なランチタイムはいかがでしょう。またある時はファミリーでお食事を楽しんだり、お友だちを招いてパーティをひらいたりなど、さまざまなシチュエーションで活用できそうな空間です。
リビングスペースには、南向きの大きな窓からやわらかな陽が差し込みます。ゆったりめのソファが置ける余裕のあるスペースで、自由度の高さも魅力のひとつ。こだわりのインテリアに囲まれて、非日常的な時間を過ごせそうです。
ベッドルームはシングルベッドが2台置ける6.9畳の広々空間。組み立て式であれば、キングサイズも置けそうです。手前の壁側には、大きめのクローゼットがあり、洋服や寝具も収納できます。
朝、カーテンをあけると目の前には秋谷海岸の海凪を一望できるロケーションが広がります。非日常的で心地よい目覚めが、ラグジュアリーな一日のはじまりを予感させるでしょう。
バルコニーは南西向き。日中は光にあふれ、黄昏時は海に沈む夕日が望めます。気候の良い時期にはテーブルやスツールを置いてコーヒータイムを楽しんだり、バルコニーベッドを置いて惰眠をむさぼったりなど、過ごし方は自由。疲れた心を優しくほぐしてくれる、癒しの空間です。
「JOYLUXE THE RESIDENCE AKIYA」建築家のこだわり
「JOYLUXE THE RESIDENCE AKIYA」は、大藤不動産がこれから展開を進めていく高級賃貸レジデンス「JOYLUXE」シリーズの第一弾として誕生しました。
建築設計をつとめたのは、建築家の陶器二三雄氏。これまで「国立国会図書館 関西館」「文京区立森鴎外記念館」など多くの有名建築を手がけ、幅広い設計活動を精力的に行っています。
そんな陶器氏が「JOYLUXE THE RESIDENCE AKIYA」の設計にあたり、デザイン考案までの背景を語りました。
「まず秋谷と聞いて、当初は逗子・葉山エリアのような騒々しさをイメージしていたのですが、実際に足を踏み入れてみると、まったく印象が変わったんです。昔からお住まいの方たちのコミュニティができていて、休日の朝には海岸でのんびり犬の散歩をする地元住民の姿もありました。海も穏やかで緑も豊か。“プライベート感”のある閑静で魅力的なエリアです。この場所なら、休暇を楽しむセカンドハウスにも、定住地にもできるリゾートマンションができそうだと思い、設計を手がけることにしました」
間接照明のやわらかな光につつまれた共用部分の1Fロビーは、木のぬくもりを感じるやすらぎの空間。
「テーブル上面にクッション性のある素材を使用することで、やわらかさとおだやかさを表現しました。また、郵便・宅配ボックスやゴミ置き場などは木製フェンスでカバーし、生活感を与えさせないような作りにしています」と陶器氏が語るように、あたたかみのある内装は居住者や来訪者にリラックス感を提供してくれそうです。
各フロアの廊下は気品あるたたずまいで、まるでハイグレードホテルに迷い込んだかのよう。
「内廊下にして照明を暗めに調整しています。居住者にはデラックス感とともに、明るい居室に入った時の対比効果を体感してもらいたい。ここは日常と非日常を切り離す空間でもあります」(陶器氏)
それだけではなく、雨の日や夏の暑い日、冬の寒い日などは助かりますね。
さらに、南西向きに面する外観を案内してくれた陶器氏。各住戸にほどこした工夫について、次のように説明します。
「どんな日の傾きによっても上階のバルコニーの影が入らないよう設計しています。また、壁をガラス張りにすることでより採光面を増やし、居室を明るく照らすようにしています」
さらにこだわりはこれだけではありません。陶器氏は、次のような構想で設計にあたったと語ります。
「当物件は海に面して真南に約40度ずらして構築されています。これは、最上階503号室のルーフバルコニーから立石海岸や江の島、富士山が見えることにポイントを置いて角度を設定しました。また、“非日常”を意識して、外観はデコラティブなものよりもシンプルで飽きの来ないデザインを心がけました」
“秋谷で過ごす重要性”を念頭に、こだわりぬいた設計を手がけた陶器氏は、もうひとつ欠かせないものがあると言います。
それは、「食」。
近隣のイタリアン店は豊富な地元食材を使ったメニューが自慢
先に陶器氏が語ったように、「食」は、秋谷で充実した休日を過ごすために重要なことのひとつ。
「JOYLUXE THE RESIDENCE AKIYA」の近隣には、お料理のケータリングサービスも行うイタリアン店「Loriga 三浦半島食蔵」があります。取材日は、同店オーナーシェフが腕をふるった自慢のお料理をビュッフェ形式で提供してくれました。
鎌倉野菜を中心とした、三浦半島の豊富な食材を使ったお料理はどれもカラフルで見栄えのするものばかり。もちろんそれだけではなく、どのお料理も絶品です! 特に野菜は素材の味が濃く、食べごたえを感じます。
中でも記者が一番お気に入りだったのは「サラダかぶのマリネ 生ハム巻き」。やわらかくフルーツのような甘みのあるサラダかぶと生ハムの塩気との相性はバツグンで、思わずおかわりしてしまう美味しさでした。
サンセットを望むバルコニーでグラス片手におしゃれなおつまみをたしなむ……。これぞ「贅沢な大人の休日」といえるでしょう。
「Loriga 三浦半島食蔵」は、伊藤氏が仕入れから調理、サーブまですべておひとりでまかなっているのだそう。いったいどんな雰囲気のお店なのでしょう。
「当店は、秋谷の住宅街にひっそりたたずむ隠れ家のようなこじんまりしたお店。三浦半島をまわって仕入れた食材を、一皿一皿お客さまの目の前で調理しています。鎌倉野菜は素材の味そのものが濃いので、それを楽しんでいただけるよう奇をてらわないシンプルな味付けを心がけています」
そう答える伊藤氏。店内での料理提供にくわえケータリングも行っていますが、おひとりでは大変なのでは?
「むしろひとりだからこそ自由に動けるんですよ(笑)。ほかにも、ご自宅のキッチンをお借りして調理し、できたてのお料理を提供する出張シェフサービスも行っています。秋谷にお越しの際はぜひご利用ください」
開発代表が語る!「JOYLUXE」シリーズに秋谷エリアを選んだ理由
大藤不動産は「JOYLUXE THE RESIDENCE AKIYA」を皮切りに、リゾート型賃貸マンション「JOYLUXE」シリーズの展開を開始します。では、その第一弾として秋谷エリアを選んだ理由とは何なのでしょうか。代表取締役社長をつとめる戸熊氏は、次のように語ります。
「陶器氏が先におっしゃった通りの環境の良さ。くわえて、近年は知る人ぞ知るエリアとして注目されはじめ、別荘をかまえる著名人もいらっしゃいます。ここに秋谷エリアにポテンシャルを感じ『JOYLUXE THE RESIDENCE AKIYA』が生まれました」
そして、「JOYLUXE」シリーズを展開するにあたり、戸熊氏は続けて今後の展望を語りました。
「当社は“唯一無二”をモットーに、地域の特性や消費者ニーズに応える物件づくりを心がけています。『JOYLUXE』シリーズは“非日常”をキーワードに、普段お仕事などで疲れた心を癒すための空間としての需要を目指していきたいです」
秋谷で味わう非日常的な生活
都心から約1時間。豊かな自然に囲まれた秋谷は、休日のリラクゼーションの場としてふさわしいエリアではないでしょうか。今後のますますの発展に期待したいですね。
『JOYLUXE THE RESIDENCE AKIYA』(ジョイリュクス ザ レジデンス アキヤ)
■住所
神奈川県横須賀市秋谷3-7-25
■アクセス
公共交通機関:JR横須賀線「逗子駅」よりバス利用で23分、「立石」バス停より徒歩1分車:逗子ICより15分
<取材・撮影・文/櫻井れき>