富山県教育委員会は27日、富山市内の小学校に勤務する男性教諭(61)と男性校長(58)を、懲戒免職処分にした。
女子児童の下着姿を何度も…
男性教諭は、今年5月～9月にかけて、勤務する小学校のデジタルカメラを使い、2人の女子児童のスカート内を盗撮。
児童の下着姿を、何度も撮影した。
教諭は9月7日に逮捕され、その後起訴。
保護者に謝罪の手紙
今月22日に開かれた初公判では、検察から懲役2年が求刑された。
なお、教諭は児童2人の保護者に、謝罪の手紙を送っているという。
現在も捜査中
また、富山市立東部小学校に勤務する男性校長は、今月3日、石川県金沢市の飲食店で、女性(20代)のワンピース内を、自身の靴に仕込んだ小型カメラで盗撮。
校長は逮捕されたが、処分保留のまま一旦釈放された。
逮捕後、東部小学校の教頭は「驚きや悲しみなど、すべてが入り交ざった複雑な心境」とコメント。
現在も警察による捜査が続いている。
重大な事案
県教委は「児童生徒や保護者をはじめ、県民の皆様の信頼を損なったことは誠に残念であり、深くおわび申し上げます」と謝罪。
また、「重大な事案だと捉え、指導を徹底していきます」などとコメントした。
