犬を悲しませる『飼い主の発言』3選 ネガティブな言葉を愛犬は理解しているの?

2024-12-04 20:20

愛犬の愛らしい瞳に見つめられると、心が癒やされますね。その瞳を悲しみで曇らせないために、飼い主さんは発する言葉に気をつける必要があります。この記事では、犬はネガティブな言葉を理解しているのか、そして犬を悲しませる『飼い主の発言』についてご紹介します。

犬はネガティブな言葉を理解しているの?

話しかける男性を見つめるボクサー

「犬は言葉が分からないから、何を言っても大丈夫」と思っている飼い主さんもいらっしゃるかもしれません。しかし、犬は言葉の意味を完全には理解していなくても、声のトーンや表情などから、人の感情を読み取ることができると言われています。

それはつまり、飼い主さんが言った言葉の意味はよく分かっていなくても、それがネガティブなものかポジティブなものか、ある程度感じ取っている可能性が高いということです。

例えば、飼い主さんが低いトーンや険しい表情で言葉を発した場合、犬はそれをネガティブな言葉と捉え、ストレスや不安、悲しみを感じるかもしれません。

犬を悲しませる『飼い主の発言』3選

悲しそうなラブラドールレトリーバー

前述のとおり、犬は言葉の意味は理解できなくても、声のトーンなどから人の感情を読み取れると言われています。そうであるのなら、愛犬とのコミュニケーションの中で、飼い主さんがつい口にしている言葉が愛犬を悲しませているかもしれません。

ここでは、犬を悲しませる可能性のある『飼い主の発言』を3つご紹介します。

1.「あっち行って」

家事や仕事に忙しくて時間に追われているときに、愛犬が近くに寄ってくると、つい「あっち行って!」と強い口調で言ってしまいがちです。このとき、愛犬は飼い主さんに拒絶されたように感じ、悲しい気持ちになるかもしれません。愛犬の心を深く傷つける可能性もあります。

飼い主さんが忙しいときに、愛犬が甘えてきたり、構ってほしがったりするのはよくあることです。そんなときは、「ちょっと待っててね」と優しく声をかけながら知育玩具などを与え、ひとり遊びを促すとよいでしょう。

そして、飼い主さんの手が空いたら一緒に遊ぶなど、必ずあとからしっかりコミュニケーションを取ることが大切です。

2.「嫌い」

愛犬が言うことを聞かないときやいたずらをしたときに、怒りに任せて「あなたなんて嫌い!」と言っていませんか?

愛犬には「嫌い」という言葉の意味は分からなくても、飼い主さんの声のトーンや表情、態度から気持ちが伝わっている可能性があります。大好きな飼い主さんから嫌われていると感じるのは、犬にとってとても悲しいことです。どんな状況においても、愛犬に対して「嫌い」と言うのは避けましょう。

3.「どうしてできないの?」

しつけやトレーニングが思うようにいかないと、「どうしてできないの?」という言葉が出てしまうことがあるかもしれません。

このような発言をするときは、怒り口調や責める口調であることが多いです。そうすると、愛犬は不安を感じたり、自信を失ったりする可能性があります。また、頑張っているのに認めてもらえないことを悲しく思うかもしれません。

犬は賢い動物ですが、しつけやトレーニングには時間がかかるものです。そして愛犬は、飼い主さんが思っている以上に一生懸命に学ぼうとしており、少しずつでも愛犬なりに進歩しているはずです。

そのことをしっかりと認めて、「その調子!」「いいね!」といったポジティブな言葉をかけてあげましょう。そうすることで、愛犬は自信を持ち、さらに頑張ろうという気持ちになれます。

まとめ

女性に頬を挟まれながら話しかけられるトイプードル

犬は、言葉をそのまま理解できるわけではありません。しかし、飼い主さんの声のトーンや表情などから、言葉のニュアンスをある程度感じ取っていると考えられます。

そのため、愛犬とのコミュニケーションでは、言葉選びに注意が必要です。特に、今回ご紹介した「あっち行って」「嫌い」「どうしてできないの?」といった言葉は、愛犬を悲しませる可能性が高いため、言わないようにしましょう。

愛犬を否定するようなネガティブな言葉の代わりに、「大好き」「可愛いね」「いい子」など、ポジティブな言葉をたくさんかけてあげてください。そうすることによって、愛犬との信頼関係が深まり、より幸せな時間を過ごすことができるでしょう。

関連記事

水族館で『アザラシ』と『もふもふな犬』が見つめ合った結果…まさかの『仲間と勘違いされる光景』が107万再生「確かに似てるw」「爆笑」
「愛情を受けている犬」と「愛情不足な犬」の違い
SNSで流行りの『犬と手を合わせる遊び』をやろうと思ったら…衝撃的な『まさかの勘違い』が157万再生「なぜそうなる」「声出してワロタw」
犬が飼い主にタッチしてくる時の5つの心理
平日に家事をこなしていたら、犬が…想像を超える『まさかの光景』が3万再生「マザコンすぎて可愛いw」「上目遣いがたまらない」と悶絶の声

  1. 水戸刑務所で男の受刑者(40代)が腹痛を訴え病院への搬送 翌日に死亡
  2. 「襲われるんじゃないかと」“左手のないサル”二足歩行の目撃相次ぐ「おじいさんと上手に横断歩道を渡っていた」 埼玉県が目撃情報を受け注意呼びかけ
  3. 【長瀬智也】 「80年前のエンジンで ぶっ飛ばしてる姿がカッコよすぎて 白米6杯はいけます。ごちそうさまでした」 レース後の胸中を告白
  4. “飛び石連休”のGW、学校・会社休んでもいい?「休む時は休む」ラーケーション導入した学校の思い【Nスタ解説】
  5. 八代亜紀さん渦中のCD発売 法的問題は?弁護士「敬愛追慕の情を侵害で金銭賠償が発生する余地も」【Nスタ解説】
  6. 初任給24万9844円、貯蓄志向には“弊害”も?エコノミストが語る消費の重要性【Nスタ解説】
  7. 「高嶺の花」目前?都内マンション1億円超えでも人気!割安な「借地権付き」はアリ?【Nスタ解説】
  8. 指定暴力団・稲川会の清田次郎こと辛炳圭総裁(84)が死去 病死とみられる
  9. GW前に海外旅行が安くなる?7か月ぶりの「円高水準」 今後の見通しに専門家「円高は年末くらいまで続く」【Nスタ解説】
  10. 【テリー伊藤】 「ダットサントラック620 昭和53年式購入」 新しい愛車を公開 「スカジャン着て横須賀を走るぞ〜っ」
  11. 「最も疎外された人々を助け…」ケビン・ファレル枢機卿 ローマ教皇フランシスコ(88)死去
  12. GWに嬉しい「無料で楽しめるスポット」工場見学や自衛隊体験まで。物価高の中でお得に楽しめるスポットとは