思わず「ぬいぐるみ!?」と言いたくなるような、モフモフな犬種はたくさんいます。モフモフとした可愛らしい見た目は、人々の胸をキュンとさせるだけでなく、癒しも与えてくれます。この記事では、可愛すぎる見た目で人気が高いモフモフな5犬種をご紹介します。
モフモフ犬の魅力とは
モフモフな犬種の魅力は、何と言っても、そのふわふわした毛並みが生み出す可愛い見た目や触り心地のよさでしょう。まるでぬいぐるみのように可愛らしく、そっと撫でたり抱きしめたりすると、日頃の疲れも吹き飛んでしまいそうです。
また、モフモフ犬はただそこにいるだけで、見ている人の心を癒してもくれます。さらに、寒い季節には温かな存在感があり、モフモフな姿にほっこりさせられるでしょう。
ただし、モフモフ犬の被毛を美しく保つためには、丁寧なケアが必要です。毎日のブラッシングや定期的なトリミングなどのお手入れが欠かせません。それでも、日々のお手入れによって愛犬の可愛さや美しさが増すのは、飼い主さんにとって喜びや楽しみとなるのではないでしょうか。
『ぬいぐるみ』みたいにモフモフな犬種5選
まるでぬいぐるみのように可愛いモフモフな犬種は数多くいます。今回はその中から特に人気が高い5犬種を、小型犬から大型犬まで幅広くご紹介します。
1.ポメラニアン
小さな体にふわふわの毛がたまらなく可愛いポメラニアン。不動の人気を誇る小型犬ですが、もともとは大型犬だったとされています。
ポメラニアンという名前は、小型犬に改良された地であるドイツのポメラニア地方に由来すると言われています。小型化されても大型犬の気質は残っており、可愛らしい見た目とは裏腹に勇敢で活発です。
祖先犬は、アイスランドとラップランドでソリ犬として活躍していた、サモエドの血を引く大型犬と考えられています。ポメラニアンがモフモフなのは、起源が寒冷地だからなのです。
ふわふわの被毛は細くて絡まりやすく、毛玉ができやすいため、毎日のブラッシングが必須です。
2.ビションフリーゼ
ビションフリーゼは、綿あめのようなふわふわの被毛が特徴の小型犬です。ビションはフランス語で『飾る』、フリーゼは『柔らかい巻き毛』という意味。
アフリカ大陸の西海岸沖にあるカナリア諸島のテネリフェ島の土着犬が祖先犬とされ、14世紀にイタリアの船員が持ち帰ると、イタリアの貴族の間で流行しました。その後、フランスで小型化され、上流階級で大変な人気を博しました。
性格は陽気で明るく、社交的です。抜け毛や体臭が少ないため、室内飼育に向いていますが、美しい被毛を保つためにこまめなお手入れが必要です。毎日のブラッシングと1ヶ月に1回程度のトリミングが欠かせません。
3.日本スピッツ
真っ白な被毛とフサフサの巻き尾が特徴のスピッツは、日本原産の中型犬です。昭和20年代後半から30年代にかけて、日本国内で爆発的ブームとなりましたが、鳴き声のうるささや無駄吠えの多さから人気は衰退していきました。
しかし、熱心な愛好者たちによって改良されて無駄吠えが少なくなり、近年、人気が再燃しています。性格は活発で、意欲的。他人に対して警戒心が強い一面がありますが、飼い主には従順で忠実です。
被毛が豊富なため、毎日のブラッシングが欠かせません。コームを使って丁寧に毛並みを整えましょう。
4.サモエド
真っ白でモフモフなサモエドは、微笑んでいるような表情が何とも愛らしく、その表情は『サモエドスマイル』と呼ばれています。性格は温和で人懐っこく、活発です。大型犬と中型犬の中間のサイズで、大型犬と分類されることも、中型犬と分類されることもあります。
サモエドは、シベリアの厳しい寒さの中、遊牧民族のサモエド族と共に暮らし、ソリ引きやトナカイの護衛など、様々な役割を担っていました。フカフカの被毛に覆われているため、室内では寝るときの暖房代わりになっていたとも言われています。
被毛が豊富で毛玉ができやすいため、毎日ピンブラシで丁寧にブラッシングしてあげることが大切です。
5.グレートピレニーズ
グレートピレニーズは、モフモフな大型犬の代表格で、まるで大きなぬいぐるみのようです。紀元前からフランスとスペインを隔てるピレネー山脈で、羊を狼などの野生動物から守る護羊犬として活躍していました。また、中世のフランスでは城の番犬として用いられ、貴族たちに愛されました。
現在でもフランスやスペインの一部地域では護羊犬として活躍していますが、多くは家庭犬として人々に愛されています。穏やかな性格ながらも勇敢で、家族を守ろうとする意識が強いです。
厚く豊かな被毛はもつれやすいため、毎日ピンブラシやコームで丁寧にお手入れしましょう。また、よだれが多いので、こまめに拭いて清潔を保つことが大切です。
まとめ
今回は、ぬいぐるみのように可愛いモフモフな5犬種をご紹介しました。どの犬種も見た目が可愛らしいだけでなく、それぞれ異なる魅力を持っています。モフモフ犬との暮らしは、たくさんの幸福感や癒やしをもたらしてくれるでしょう。
しかし、『可愛いから』『癒やされたいから』という理由だけで、安易に犬を飼うのは避けるべきです。犬を迎える際には、その犬種の特性をしっかりと理解し、生涯にわたって責任を持ってお世話をする覚悟が必要です。後悔のないよう、よく考えてから家族の一員として迎えてあげてください。
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