ヒューストン、2024年12月19日/PRNewswire/ -- アセンド・パフォーマンス・マテリアルズ(Ascend Performance Materials)は本日、使用済み食用油由来の原料からアクリロニトリル、ヘキサメチレンジアミン、アジピン酸、ナイロン6,6の製造に成功し、バイオサーブポートフォリオを拡大したことを発表しました。得られたナイロン6,6の製品カーボンフットプリントは、化石燃料由来の原料から製造されたナイロン6,6よりも25%低いものです。
ISCCプラス認証のマスバランスアプローチを使用することで、性能を犠牲にすることなく持続可能な素材を工業規模で生産することができます。アセンドの米国内の生産施設はすべて、バイオベース、サーキュラー、バイオサーキュラー素材を取り扱うためのISCCプラス認証を受けています。
「当社は、顧客の課題に対する技術的解決策を見出すことに注力しています」とアセンドの高性能化学品担当副社長、Alex Mihut氏は述べました。「マスバランスアプローチを用いることで、信頼できる性能と品質を提供し続けながら、持続可能な素材に対する高まるニーズに大規模に応えることができます。」
アセンドのスコープ1および2の排出量を削減する努力と相まって、同社のバイオサーブ製品は、現在市場で入手可能な工業規模のナイロン6,6およびその前駆体において、製品のカーボンフットプリントが最も低いもののひとつとなっています。
「当社の持続可能性戦略の一環として、「妥協のない操業(Operating Without Compromise)」と呼んでいる柱があります」とアセンドの持続可能性担当シニア・ディレクター、Chris Johnson氏は述べました。「これは、顧客のニーズを満たし、顧客の目標達成を支援する総合的な解決策を見出すというコミットメントに基づいています。」
アセンドは最近、2030年ビジョンに対する進捗状況をまとめた2023年サステナビリティ・レポートを発表しました。
アセンド・パフォーマンス・マテリアルズについて
アセンド・パフォーマンス・マテリアルズは、生活必需品や新しい技術のための高性能素材を提供しています。同社の焦点は、イノベーションを通じて生活の質を向上させ、より良い明日を鼓舞することです。本社をテキサス州ヒューストンに、地域事務所を上海、ブリュッセル、デトロイトに構える同社は、北米、欧州、アジアに世界製造拠点を持つ総合素材ソリューションプロバイダーです。世界各国の従業員が目標を、より安全な自動車、よりクリーンなエネルギー、より優れた医療機器、よりスマートな電化製品、より長持ちする衣料品や消費財の製造に使用される素材を作り上げています。同社は、安全、持続可能性、そしてお客様と地域社会の成功にコミットしています。
アセンドについての詳細は、www.ascendmaterials.comでご覧ください。
お問い合わせ: オサマ・カリファ、+1 832-963-1347、okhali@ascendmaterials.com
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