飼育放棄されたガリガリの老犬は、感情を出すことを忘れてしまっていました。保護主さんとの出会いとその後の姿に、涙する人が続出しています。
今回ご紹介するのは、Instagramアカウント「lima_o_mama33」に投稿された1本の動画です。動画は14万4000回以上も再生され「言葉が見つからない」「優しい人に巡り会えてよかったね」「自分に出来ないことをされていることに本当に感謝したい…」など、多くのコメントが寄せられ話題になっています。
飼育放棄された老犬を保護
神奈川県にて、保護動物たちがずっとの家族と出逢えるまでのサポートをされている『リマオママ』さん。今回紹介したのは、トイプードルの『リノ』ちゃんとの出会いの物語です。リノちゃんは、保護当時にはすでに高齢となっていたわんこでした。
お世話が大変だったからでしょうか。驚くことに、リノちゃんは寒空の下ひとりぼっちで放置されていたといいます。体は痩せ細り、喜怒哀楽をほとんど出さなかったというリノちゃん。その姿から、長期間に渡って他者とコミュニケーションを取っていなかったことが伺えたといいます。
大きな変化に涙…
残された時間があまりないと考えたリマオママさんは、リノちゃんを自宅に迎え入れることに決めたそう。そして『当たり前の日常』を過ごしてもらうことにしました。一緒に寝たり、美味しいものを食べたり…。そんな日々のささやかな喜びを一緒に感じることで、生きる意味を示してあげたかったそうです。
そして2ヶ月後、リノちゃんには大きな変化が見られました。「美味しい」「それは嫌だよ」というように、自分の感情を表現するようになったのです。なにかを感じることを忘れてしまっていたリノちゃんにとって、それは驚くほど大きな変化だったのです。
飼い主さんの想い
保護当時は、真っ白な目になんの感情も宿っていなかったというリノちゃん。しかし今では目に光が戻ってきているそうで、2ヶ月の間にたくさんの愛を受けたことが分かります。
最後に「私たちを幸せにしてくれてありがとう」とつづったリマオママさん。悲しい過去を背負っているリノちゃんですが、悲しみを忘れるほどたくさんの喜びが訪れるよう願ってやみません。
この投稿には「これからは沢山の愛情と幸せを感じてね」「温かな幸せな日々が 続きますように」「これからリノちゃんに幸せな時間がたくさんありますように」などのコメントが寄せられています。
リマオママさんは、Instagramアカウント「lima_o_mama33」で保護動物の様子や譲渡会の情報を随時紹介しています。ぜひチェックしてみてくださいね。
写真・動画提供:Instagramアカウント「lima_o_mama33」さま
執筆:小泉 あめ
編集:わんちゃんホンポニュース編集部
※本記事は投稿者さまの許可を得て掲載しております。
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