犬によって、体質や体型、年齢、性別、さまざまな違いがあり、その犬にとって適したドッグフードは異なります。今回は、犬に『ドッグフードが合っていない』ときに現れるサインや正しいドッグフードの選び方を見ていきましょう。
合わないドッグフードを食べてしまった時の危険性
犬によって、体質や必要なカロリー、年齢や性別、不足しがちな栄養成分など、違いがみられます。そのため、合わないドッグフードを与えてしまうと、肥満になったり体調不良を起こしがちになったりと、愛犬の体に負担をかけてしまう恐れもあるのです。
しかし、ドッグフード選びは簡単ではありません。愛犬の健康状態や体型、性別、年齢などを考慮して、愛犬に適した栄養バランスのドッグフードを選ぶことで、より健康的な体へと導いてあげることができるでしょう。
犬に『ドッグフードが合っていない』サイン4選
もしも体に合わないドッグフードを食べてしまったとき、犬にどのような変化が現れるのでしょうか。ここで紹介するサインが表れている場合は、ドッグフードの切り替えを検討しましょう。
1.嘔吐や下痢、便秘などの消化器症状が現れる
嘔吐や下痢、便秘などの消化器症状が表れている場合は、ドッグフードが適していないために消化不良を引き起こしている可能性が考えられます。
ドッグフードを切り替えたばかりの頃は、体に順応せずに消化器症状が起こりがちですが、数日経っても良くならない場合は、元のドッグフードに戻したり、獣医師に相談してみましょう。
2.皮膚や被毛のトラブルを発症する
体質に合わないドッグフードを食べてしまうと、皮膚の痒みや毛艶が悪くなる、脱毛量が増えるなどの皮膚や被毛に関するトラブルが発症するケースも多いです。
また、ドッグフードによってはアレルギー症状を発症している可能性も懸念されるため、あまりにも合うドッグフード少ない場合は、一度、アレルギー検査を受けてみてください。
3.食欲が低下、あるいは過食気味になる
ドッグフードが合っていないと、慢性的に体調に違和感を覚えたりぐったりと元気のない様子が見られることも多いです。それは犬自身も感じているため、食欲が低下しがちになるのも1つのサインと言えるでしょう。
反対に、ドッグフードからしっかり必要な栄養が摂取できていない場合は、過食気味になることも。ドッグフードの栄養バランスが愛犬と合ってない可能性があるので、愛犬に必要な栄養バランスがわからない方はかかりつけの動物病院に相談することをおすすめします。
4.体重が明らかに増減している
明らかな体重の変化が確認される場合もドッグフードが合っていない可能性が懸念されます。
しかし、体重の増減に関しては、別の要因(病気や食べ過ぎ、運動不足など)も考えられるため、まずはかかりつけの動物病院で診察や検査を受けてみましょう。その上で、現在食べているドッグフードを獣医に伝え、アドバイスをもらうことをおすすめします。
愛犬に合うドッグフードを探す方法
愛犬に合うドッグフードを探すためには、愛犬の現在の状態とドッグフードのパッケージに記載されているカロリーや対象年齢、適した犬種、含まれている栄養素のバランス表などを確認してみましょう。
総合栄養食と記載のあるドッグフードでも、栄養バランスや含まれている原材料は異なります。現在の年齢(子犬期・成犬期・老犬期)に適した栄養バランスのドッグフードを選ぶことで、健康的な体づくりをサポートしてくれるでしょう。
また、健康状態に何らかの問題や悩みが生じている場合は、かかりつけの動物病院に相談してください。アレルギーや疾患が原因である場合、その状態に適したドッグフードを選ぶ必要があります。
病院で処方してくれるところも多いので、ドッグフードに悩んでいる方はぜひ一度、主治医にアドバイスをもらいましょう。
まとめ
いかがでしたか。犬に適したドッグフードを独断で選ぶのは非常に難しいです。パッケージに記載のある対象年齢や対象犬種、栄養バランス表、含まれている原材料を見ても「わからない」という方も多いでしょう。その場合は、かかりつけの動物病院に相談してみてください。
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