『犬が甘えながら唸るときの心理』についてまとめました。自分から甘えてきたのに何で唸るの?ってことありますよね。そんなときの対処法や注意点を解説します。
犬が甘えながら唸るときの心理
犬が唸ると“怒ってるのかな?”と思われがちですが、とくに飼い主に対しては、甘えながら唸ることがあります。人が大好きな犬であれば、他人に甘えながら唸ることもあります。
1.甘えたいけど触ってほしくはない
犬が甘えながら唸るのは、甘えたいけど触ってほしくはないからです。
犬がスリスリと甘えてきたら、体を撫でてあげたくなりますよね。しかし、自分がスリスリと甘えたいだけであって、体を触ってほしくはないというとき、唸ってしまうです。
犬のあるあるで、「ああ、触っちゃいけないのね、ごめんごめん。」と、愛犬にスリスリと甘えられるがまま身を任せる飼い主もいらっしゃるのではないでしょうか。
2.撫でてほしいところが違う
犬が甘えながら唸るのは、撫でてほしいところが違うからです。
犬には、撫でられて気持ちの良い部分があります。それ以外の部分を撫でると、「そこじゃないよ」と、唸ることで知らせてくれるんです。
撫でられて気持ちの良い部分は、犬のその日の気分によっても変わるので、飼い主でも唸られてしまうことがあります。
犬が甘えてきたときは、どこを撫でると唸るのか、どこを撫でたときは唸らないのかを確認すると、今撫でてほしい部分が分かります。
3.そこは絶対に触ってほしくない
犬が甘えながら唸るのは、そこは絶対に触ってほしくないからです。
犬には、たとえ飼い主が相手であっても、絶対に触ってほしくない部分があります。手足の先だったり、首元だったり、しっぽなど犬によって様々です。
甘えたいし、優しく撫でてもほしいのですが、絶対に触れられたくない部分であると、つい唸ってしまうのです。
相手が飼い主であれば唸る程度ですが、他人であれば、撫でる手を噛まれてしまうことがありますので、飼い主はよく注意して見ていてあげましょう。
4.嬉しすぎて興奮している
犬が甘えながら唸るのは、嬉しすぎて興奮しているからです。
興奮すると、甲高い声が出てしまう犬が多いのですが、どうしても重低音な唸り声が出てしまう犬もいます。
怒ってるの?嫌がってるの?と思われてしまうこともあるのですが、あまりの嬉しさから興奮しているだけなんです。
興奮すると、甲高い声が出てしまう犬と、重低音な唸り声が出てしまう犬とでは、大きな違いがあります。
甲高い声が出てしまう犬は、動き回ったりジャンプしたりなど、体がせわしなく動きます。怪我をしないように注意してあげなければなりません。
一方で、重低音な唸り声が出てしまう犬は、甘える間ジッとしています。目の前に寝転がる犬もいます。
5.本能的に唸ってしまう
犬が甘えながら唸るのは、本能的に唸ってしまうからです。
甘えて寝転がり、お腹を撫でられているのでしょう。お腹は弱点であり、急所です。急所に触れられたことで危機を感じ、唸り声が出てしまうのです。
しかし、お腹を見せている時点で、その人のことを信頼して甘えているということなので、噛みつかれるなどの心配はほとんどないでしょう。
まとめ
犬が甘えながら唸るときの心理を5つ解説しました。
- 甘えたいけど触ってほしくはない
- 撫でてほしいところが違う
- そこは絶対に触ってほしくない
- 嬉しすぎて興奮している
- 本能的に唸ってしまう
犬の唸り声にはネガティブなイメージが強いですよね。
犬が唸るときは、仕草や表情にも注目してみましょう。怒っているわけではないということが分かると思います。
ただし、犬が甘えながら唸るときの心理によっては、思わず攻撃してしまうことがあるかもしれません。
愛犬が触れられて嫌がる部分を把握し、甘えているときにもなるべく触れないよう、配慮してあげるとよいのではないでしょうか。
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