わんこの性格は十人十色ならぬ「十匹十色」。のんびりした子もいれば負けず嫌いな子もいます。今回は、負けず嫌いな子に共通する特徴と、トラブルを防ぐためのポイントを紹介します。
️負けず嫌いなわんこの特徴
嫉妬心が強い
わんこは「自分に注目してほしい!」というかまってちゃんな子が多いものですが、中でも負けず嫌いな子はとにかく「自分が一番でいたい!」という意識が強めです。
そのため嫉妬心も強く、飼い主さんが他のわんこや他の動物を可愛がっている姿を見るとヤキモチを焼いてしまいます。
ヤキモチの焼き方はその子によって様々で、飼い主さんにすり寄ってきて甘えん坊になる子もいれば、飼い主さんが可愛がっている相手に威嚇したり攻撃しようとする子もいます。
モノに執着する
負けず嫌いな子は往々にして独占欲が強いもの。そのため飼い主さんにヤキモチを焼くのと同様に「自分のもの」に対する異様な執着やこだわりが見受けられます。
そのため、ごはんを食べている途中で手を出すと怒ったり、自分のお皿やおもちゃを守ろうと相手を威嚇してしまったりします。
要求を通そうとする
自分の思い通りにしたいと思うあまり、要求を通そうとする行動が過剰になることもあります。
代表的なのは要求吠えですが、他にも飼い主さんをじっと見つめる、舐めたり前足でつついたりして意識を向けさせようとするなどの行動が要求行動にあたります。
叱られてもめげない
要求行動がエスカレートしたり、指示に従わない、イタズラをしたなどの問題行動があった場合には、毅然とした態度で叱る必要があります。
飼い主さんに叱られるとあからさまにシュンとしてしまう子もいる一方で、負けず嫌いな子は叱られてもめげません。それどころか反抗するように吠えたり、歯を剥いたりすることがあります。
️負けず嫌いじゃ済まない!トラブルを防ぐために
負けず嫌いなのはその子の生まれ持った性格なので、どうすることもできません。ですが負けず嫌いゆえの行動は、ときにトラブルに発展してしまう可能性があるので要注意です。
他のわんことの距離感に注意
負けず嫌いから攻撃的になってしまう子の場合、他の子との距離感に常に注意を払っておく必要があります。
お散歩中の出会い頭やドッグランで遊んでいる途中で、ひょんなことからトラブルになった場合、咬傷事故に発展しかねないからです。リードでいつでもコントロールできるようにしておくべきでしょう。
要求に安易に応えない
要求行動が激しい場合でも安易に要求を通してしまうのは禁物です。
一度要求に応えてしまうと、わんこは「こうすれば自分の要求を通せる」と学習してしまい、要求行動がエスカレートする危険性があります。負けず嫌いな子の場合には特にその傾向が強いので要注意です。
ひどいときはむやみに手を出さない
飼い主さんへの反抗から激しく吠えたり威嚇したりする子がいます。
抑止しようとしたくなりますが、あまりに行動が激しすぎる場合にはむやみに手を出すのはやめましょう。興奮しているときに不用意に手を出したり割り込んだりすると、咬傷事故になりかねません。
️まとめ
負けず嫌いなこと自体は決して悪いことではありませんが、負けず嫌いがトラブルを引き起こすリスクがあることは認識しておくべきです。
負けず嫌いは性格なので直すのは簡単なことではありませんが、先回りしてトラブルを避ける工夫は必要です。愛犬に負けず嫌いなきらいがある場合には注意しておきましょう。
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