「ママ友サロン」からの脱出計画、始動!奮起した私の猛反撃
※本記事はFUNDO編集部へ寄せられた体験談を元に作成しています。
実際の個人情報の特定を避ける為に一部フィクションや編集を入れております。
★第1話のおさらい ★
これは、あるママ友とトラブルの実話をもとにした体験談です。
都内に住む30代女性のKさんから投稿されたエピソードです。
幼稚園に通い始めた娘のため、ママ友づきあいに慣れようとお茶会を開いたKさん。
最初は1人だった来客が次第に増え、週3、毎日とエスカレート。
ついには本人不在でも勝手に家へ上がり込まれるように。
「ここ、私の家なのに…」という違和感を抱えながらも、断れないまま“ママ友サロン”と化した生活に限界を感じ始
めたKさんは、ついに脱出を決意する——!
今回は、信じられないママ友たちのありえなさすぎるエピソード…についてお話します。
★ 3話完結で描かれる、聞いたこともないありえないのママ友との物語です★
静かに始めた「プチ反撃」

きっかけは、ふとした夫の一言でした。
「……ねえ、最近、家に帰ると誰かいること多くない? なんか疲れてない?」
その言葉に、私は思わず泣きそうになりました。
誰にも言えなかった“しんどさ”が、ようやく言葉になった気がしたのです。
「もう限界かも…」と夫に打ち明けると、「だったら無理しなくていい」と優しく言ってくれました。
私は、ようやく「戦う準備」を始めたのです。
作戦①:「今日は体調が悪くて…」
まずは、やんわりと断るところから始めました。
「今日はちょっと体調が悪くて…」「用事があって…」と、それまで言えなかった“お断りの言葉”を、勇気を出して伝
えるようにしました。
すると、何人かのママ友は「そうなんだ~、無理しないでね」とすぐに引き下がってくれました。
しかし、問題は“あの人”です。
リーダー格のママ友は、一筋縄ではいきませんでした。
「〇〇ちゃんママって冷たくなったよね?」

ある日、久しぶりに顔を出したお茶会で、彼女は私の前でわざとらしく言いました。
「最近、〇〇ちゃんママってちょっと冷たくなったよね? どうしたの?」
それは、明らかに“仲間外れにしたくないなら元に戻れ”という無言の圧力。
私は笑ってごまかすこともできず、「ちょっと疲れてて…ごめんね」としか言えませんでした。
でも、心の中では確かに反発していました。
私の家なのに、なぜ私が謝らなきゃいけないの?
作戦②:「ルール」を可視化してみた
次に始めたのは、“ちょっとした張り紙”。
玄関に「子どもたちの昼寝中につき静かにお願いします」や、「体調管理のため、長時間の滞在はご遠慮ください」といった注意書きをさりげなく掲示しました。
誰にも直接は言っていません。でも、見れば分かるはず。
この張り紙作戦には、意外にも効果がありました。
「なんか、〇〇ちゃんママの家、ちょっと厳しくなった?」とヒソヒソ声が聞こえるようになり、以前ほど堂々と居
座ることはなくなってきたのです。
それでも、予想外の展開が…
「今日も来たよ~!」
そう言って、いつものようにリーダー格ママがやってきた日。
私は思いきって言いました。
「ごめんね、今日はちょっとひとりで過ごしたくて…」
すると彼女は一瞬、驚いたような顔をしましたが、すぐに表情を変えて笑いました。
「えー、なにそれ? 寂しいこと言わないでよ~!」
私はもう、曖昧に笑うのをやめました。
「本当にごめん。これからは、自分の時間を大切にしたいの」
それが、精一杯の“本音”でした。
彼女はしばらく黙っていましたが、「…そっか」とだけ言い残し、その日は帰っていきました。
変わり始めた私の世界
それからというもの、ママ友たちの訪問は徐々に減っていきました。
最初は不安でいっぱいでした。「これで嫌われたらどうしよう」と。
でも、不思議と心は軽くなっていきました。
朝の静けさに、誰にも邪魔されずに飲むコーヒー。
「これが、私の家だったんだ」と、ようやく実感できる日々が戻ってきたのです。
ママ友との付き合いは大切です。
だけど、何より大切なのは“自分の生活”を守ること。
私はようやく、「自分を大事にする選択」を選べるようになったのだと思います。
次回予告:ついに決別!リーダー格ママの“最後の手段”とは?

今度は、リーダー格ママが“とんでもない行動”に出てきたのです。
次回、第3話では「ママ友との最終バトル」と、その後の驚きの展開をお届けします!
家を守るって、こんなに大変だったんだ…。でも、それ以上に、大切なものを守る覚悟ができました。
次回もぜひ、お楽しみに!