“仕事だよ”って言った日に、夫が女を家に連れ込んでいた──私が見た衝撃の光景
※本記事はFUNDO編集部へ寄せられた体験談を元に作成しています。
実際の個人情報の特定を避けるため、一部フィクションおよび編集を加えております。
本記事は、夫が浮気を………驚愕の夫婦間のトラブルを描いた、実話ベースの体験談です。
投稿者は、都内在住の30代女性・Kさん。
今回は、夫の「仕事だから」という言葉を信じて過ごしていた私が、ある日偶然、とんでもない裏切り現場を目撃した話です。
信じていたからこそ、怒りよりも先に出たのは“しびれるような絶望”。
でも、そのあとに私がとった行動は──自分でも驚くほど冷静で、そしてスカッとするものでした。
★1話完結で描かれる、夫の浮気をめぐる衝撃の物語です★
「仕事だから」のひと言に、私は疑いもしなかった
私たち夫婦は結婚して7年目。
子どもはいませんが、それなりに平和な日々を過ごしていると思っていました。
夫は営業職で、出張や残業も多く、「今夜は直帰しないから、晩ごはんいらない」と言われる日もしょっちゅう。
この日も、夫は朝食をとりながら何気なく言いました。
「今日は仕事で遅くなる。たぶん会社戻ってから直帰するから、晩メシはいいよ」
私は「はいはい、了解〜」と軽く返し、いつものように送り出しました。
まさかその数時間後に、夫の本性を見ることになるなんて──
このときは、夢にも思っていませんでした。
忘れ物を取りに帰ったら、見たことない靴が…
その日は午前中だけ仕事があって、午後は在宅の予定でした。
ところが出先で大事な書類を家に忘れたことに気づき、急いで自宅に戻ることに。
家の前に着いて、ふと見ると──見慣れない車が、うちの前に停まっていました。
「近所の人かな?」と思いながら玄関のドアを開けると……
女性ものの靴。しかも、ヒール。
一瞬で、心臓がキュッと締めつけられる音がしました。
私は音を立てないようにそっと中に入り、リビングのドアを開け──
そこで見た光景は、今でも忘れられません。
ソファに並んで座る“夫と見知らぬ女”
そこにいたのは、ラフな格好の夫と、ミニスカート姿の若い女。
テレビをつけっぱなしで、お茶を飲みながら笑っている。
その距離感は、明らかに他人ではない近さ。
私が立っていることに気づいた夫が、凍りついたように振り返りました。
「……なんで、帰ってきたの?」
私の答えは一言だけ。
「書類、忘れたから取りにきたの。あなたが“仕事”って言ってた日だけどね」
女の方は気まずそうに立ち上がり、「ごめんなさい」と小声でつぶやいて出て行きました。
夫は、何も言い訳できませんでした。
涙より先に出たのは、冷静な言葉だった
不思議と、泣きませんでした。
むしろ心が静まり返って、妙に落ち着いていたのを覚えています。
「私さ、浮気されたら泣き叫ぶタイプだと思ってたけど……案外、冷静だね」
「……本当にごめん」
「うん、ごめんね。でもそれ、私にじゃなくて、あなたの人生に言うべきかも」
そう言い残して、私は書類を持ってそのまま出勤しました。
涙は、その夜ひとりでベッドに入ってから流れました。
でも、感情が全部整理されてからの涙は、どこか“自分を癒すため”のようでもありました。
数日後、私は“家を整えて”から出ていった
あの出来事から3日後、私は冷静に荷物をまとめ、夫にこう伝えました。
「しばらく距離を置く。あなたが本当に何を大切にしたいのか、考えてみて」
夫は黙ってうなずきました。
私が家を出る日、靴を揃えてくれていたのが、逆に胸に刺さりました。
でも、後悔はしていません。
自分を大事にする選択をしたこと、私は間違っていないと思っています。
まとめ:“信じたい”気持ちを、裏切らないでほしい
★ 「仕事」と言われたからこそ、何の疑いも持たなかった
★ 目の前の裏切りには、怒りよりも“静かな失望”が勝った
★ 距離をとることで、自分を取り戻す時間が必要だと気づいた
夫婦って、信頼があってこそ成り立つ関係ですよね。
だからこそ、「仕事だから」というひと言には、絶対の信頼を寄せてしまう。
でもその信頼を裏切られたとき──
壊れるのは愛情よりも、「自分の感覚」だったりするんです。
あのとき私が感情的に怒鳴っていたら、きっと夫は「一時の過ち」で済ませたでしょう。
でも私はあえて静かに、淡々と距離を置いた。
それが結果として、私自身を守る一番の方法だったと、今では思います。